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ポインターの行動は訓練により正確で柔軟になるが

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猟銃の進歩とともに、犬の品種改良が必要になった。後装式銃の登場で連続射撃が可能になり、技術の改良によって離れたものも正確に撃てるようになった。より速く走る利口な犬が望まれるようになり、繁殖家はセターの改良で応えた。訓練によってポインターの行動は、より正確で柔軟になるが、獲物をポイントする性向は生まれつきのものである。これはポインターの子犬の鼻先に鳥の羽根をぶら下げてみるとすぐにわかる。刺激物を目の前にして、狩りの訓練など一切受けていない生後一週間の子犬が典型的なポイントの姿勢をとったという。

スパニエルを連れた狩猟はやや確実さに欠けるが、より楽しいものになる。スパニエルはとくに敷の下や沼地をぬけるのに適している。彼らは猟師の少し前を縦横に駆け回って獲物を追いかけるが、見つけても教えたりはしない。獲物に近づくにつれて尻尾が激しく左右に振られる。この尻尾の動き具合で、ベテランの猟師なら、隠れていた鳥がいつ飛びたっか正確に計ることができる。セターの名称はシッター、に由来している。犬が獲物から目を離さずにじっとうずくまり(シット)、その位置を教えるためである。

サギを追い出す役目に使われた

その姿勢から解放されると、犬はしなやかに身体をくねらせながら獲物のほうへ縫うように突進する。その昔は狩猟用に飼い馴らしたタカに追わせるために鳥を飛びたたせる役目や、グレーハウンドに追わせるためにウサギを追い出す役目に使われた。スパニエルはクラウチャー(獲物を狙って身構える役)、あるいはスプリンガー(獲物の追いたて役)、としても使われる。

現代の銃なら、この動きが速くて予測のつけにくい狩猟スタイルも可能である。しかし、大量の獲物を狙う場合は、鳥を射撃手の目の前にではなく網のほうへ飛びたたせるほうがいい。一八世紀の終わり頃には狩猟の形式も変化した。人口が増え、手近な森もほとんど開塾されてしまった。そこで、鳥おどし、と呼ばれる狩猟スタイルが考案された。この方式の狩りでは鳥の撃ち落とされた場所を確認し、命令に従って獲物を傷っけないょうに回収(レトリーブ)する犬が必要とされた。

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