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パジェロの評価-走破力の高いクルマというプライド

投稿日:2015年1月29日 更新日:

三菱パジェロは、走破力の高いクルマというプライドだけが光る。現行型は初代モデルの持ち味を踏襲しながらサイズアップを図っている。今ではパジェロに限らずオフロードSUVの販売が激減した。走破性能が高い半面、重量級のボディは加速性能や燃費の点で不利。重心も高いから走行安定性の確保も難しい。悪路を走る機会をまったく持たないユーザーにとって、得られるメリットは個性的な外観と走破力の高いクルマを所有しているという一種のプライドだけとも言われている。

そしてほとんどのユーザーが悪路を走らないから、代替え需要を呼び込めずに販売が下降したのも当然だ。パジェロもこの流れにハマっている。重く重心の高いボディと悪路の走破を考慮したサスペンションにより、舗装路における走行安定性は良くない。床が高いために居住性もいま一歩。そしてイザ悪路を本格的に走ろうとすると、ボディに付けられた装飾的なパーツが邪魔をする。ボディも大きくなりすぎた。

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オフロードモデルの流れを変えた

オフロードモデルの流れを変えた。85年頃から90年代の初頭まで、街中でオフロードSUVを乗り回すシティオフローダーブームが巻き起こったが、その中核にあったのもパジェロ。パジェロは初代モデルを82年に投入。当時としてはスポーティな外観と質の高い内装を備え、作業車の位置付けだった。

初期のガソリンエンジンは3500ccの直噴のみだったが、後に3000ccのノーマルタイプを追加。価格を抑えたが、問題は取りまわし性だ。悪路を走行するユーザーには最適だが、取りまわし性の低さがネックとなる。悪路を走る機会の少ないユーザーには、エアトレックの方が向いている。もし、オフロード指向とするなら、パジェロイオをベースにしてサスペンションをアレンジし、外観を徹底的にシンプルに仕上げると良い。ただしそれを造っても、今の日本の市場では売れる見込みが薄いだろうというのが、専門家の意見だ。

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