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環境問題

温暖化による熱波で世界が大ダメージ

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二〇五〇年、アメリカ・カナダからは大干ばつのニュースが伝えられた。食糧生産の六〇%が絶望的。世界の穀物市場にパニックが起きるのは必至だった。なにしろこの半年間に降った雨がたったの二二ミリ。約三〇万頭の乳牛が死に、一〇〇万へクタールの耕地が砂漠化した。

陸上で異変が相次いでいた。温暖化やオゾン層の破壊、そして森林の伐採や酸性雨といった複合汚染による異常気象が、ついにヒートアップした。世界的に食糧が不足し、飢餓が地球規模で広がった。難民が大群をなし、略奪が発生した地域もあった。

穀物の値段が一気にハネ上がる。この金額を推定すると、被害はその一〇倍、一〇〇億ドルにも達するだろう国連は、「被害総額は少なく見つもっても一〇億ドル」という予想を発表した。しかし、それは楽観的すぎた。世界の穀物需給はそれ以上にひっ迫する。

ヨーロッパ全域からは、「強力紫外線による皮膚がん多発!」のSOSが出た。急性のヤケドによる死者も激増した。失明者も出た。国連は、きわめて深刻な事態を伝えていた。強力紫外線の影響で海中のプランクトンが大量に死滅し、魚がどんどん死んでいるというのだ。

インドの中西部では大熱波が訪れていた

熱被害といえば、インドの中西部では大熱波が訪れていた。首都ニューデリーを含む北西部は、通常なら六月末にモンスーンが来て雨期に入るはずである。ところが今年は、日中気温五〇度を記録する猛暑に見舞われたのである。

生態系の破壊は、森林の伐採によっても激しく進行していた。マレーシアや、プラジルのアマゾン流域では、砂漠化による難民まで発生していた。

中国ではすでに、三億人分の食糧が不足して、多数の犠牲者を出していた。その影響は日本にも及び、大量餓死という悲劇に見舞われたばかりだった。中国からは、「黄河と揚子江で同時氾濫、大洪水がコメどころ四川省や広東省にも迫る勢い!」と伝えてきた。

この大洪水で中国ではさらに食べ物が不足するだろう。死者は一億人にのぼるかもしれないのだ。アフリカ、インドを含めると、一〇億人が餓死の死線をさまようことになる。地球上はすでに、絶望的になっていた。

これはもちろん仮想の話だが、温暖化により将来こんなことが起こっているかもしれない。

-環境問題

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