雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

保険

オール・オア・ナッシングの二者択一

投稿日:

私はいつも、お客様の保険との付き合い方を考える場合、天気予報の「降水確率」のことを思います、とあるもと保険営業員は語る。4人家族の保険料負担の平均は、年額で50万円を超えます。日本では万が一の際に備える保険金の金額設定が、「オール・オア・ナッシング」の二者択一で決められている傾向があるからです。

死亡保険金の金額では、日本は世界に冠たる「保険大国」です。万が一の場合に備える保険金の額にしても、ドイツやイギリスではほぼ年収と同じくらい、アメリカでは年収の2年分というデータがありますが、日本の平均は年収の5倍以上なのです。

シミュレーションを行うことは悪くないと思いますが、そこで提示されるのは、往々にして「最悪のケース」だけです。「万が一の場合、×千万円が不足するので、×千万円の保険に入りましょう」というだけの単純なストーリー設定の仕方は、明らかにやりすぎです。食費や教育費など日々の暮らしの中で発生している費用のほかに、車の買い替え資金なども考慮に入れるといったような、細かいシミュレーションを行っても同じことです。

情緒的な決断を後押ししているだけに過ぎない

人生には元気に過ごす日々と突然死の2つしかないかのようです。「いや、保険金はしっかりした根拠に基づいて決められている。お客様の人生のシミュレーションをパソコンで行って「必要保障額』を算出することも今では常識だ」という反論もあるでしょう。が、私に言わせれば、そのような試算も、せいぜい「もっともらしさ」が増す程度で、「大丈夫だとはでも、もし」といった情緒的な決断を後押ししているだけに過ぎないと思います。

男性で60歳までに亡くなる人が、約10%います。80歳までに亡くなる人は50%です。私は常々、保険の営業とは、雨に打たれたことが一度もない人に、傘の購入(それは月々数万円、数にと感じています。

子供を、大学どころか高校にもやれないといったような生活をイメージすることになります。そんな事態が、はたして「どれくらいの確率で訪れるのか」を検証しようとする姿勢がなくていいのでしょうか?、と元営業員は語った。

-保険

執筆者:

関連記事

no image

取入保障保険の特徴は保険金の支払われ方にある

取入保障保険の特徴は、保険金の支払われ方にあります。保険が機能する期間は33歳から60歳まで。したがって、その間にAさんに万が一のことがあった場合、60歳までの収入の代わりに、年間180万円の保険金が …

no image

医療費の還付などについて

50歳くらいまでに100万円程度の貯金ができていれば、がんも、医療費の面ではそれほど恐れることはないです。営業担当者が、自分や身内の体験談を語ることは否定しませんが、少なくとも、パンフレットに表示され …

no image

保険のデメリット-更新型の保険の場合

更新型の保険の場合、保険期間=10年または保険料払込期間=10年(年数が15年で、または20年で更新の場合もある)というように表示されている。年数が短くても長くても、更新型には変わりはない。更新型保険 …

no image

生命保険の約款を読んだことがありますか?

定款や約款は重要な文書ですが、実際に保険に加入している人のなかで、これを読んだことのある人がいったい何人いるでしょうか。設計書や保険証券よりさらに読みにくいのがこの約款というシロモノです。約款とは、契 …

no image

相続税とはその財産にかかる税金

相続税は、もらった財産をおおむね時価で評価し、それに対する税金を、相続したときから六ヶ月以内に、原則として現金で納めなければなりません。 相続税とは、個人が法定相続(民法に定められた順位に従って、法定 …