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心理学

脳の原始的なネットワーク

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アメリカ建国の父ジョージ・ワシントンが語った「燃えやすいもの」とは(少なくともその一部は尾状核を引っかきまわすドーパミンと、脳の報酬システム「恋に落ちた者にとって、相手の獲得こそが生涯でもっとも価値ある賞品だとひたすら思いこませる脳の原始的なネットワークーに相当するのである。

集中力、スタミナ、活力を生みだす化学物質にひたり、脳という動機づけのエンジンに駆り立てられた恋人たちは、相手に求愛したいという超人的なまでの衝動に駆られる。

その賞品、すなわち交配相手が、彼らのDNAを永遠に次世代へと伝えてくれるかもしれない。愛は変わるー恋愛期間と脳の関係今回の実験では、愛が時間とともに変化していくかたちについてもひとっ発見した。これはすばらしい偶然の結果だ。

全員が愛する人の写真と、同じような年ごろをした長年の同性の友人三人の写真を見て実験をおこなった。実験結果は大成功だった、とある研究者。バーテルズとゼキは、被験者が恋人の写真をながめたときに活性化される脳の部位をいくつか発見している。

実験の真っ最中に

実験の真っ最中に、ロンドン大学の科学者チームが、似たような実験の完了を発表した。fMRI装置を使って脳をスキャンすることで、神経科学者のアンドレアス・バーテルズとセマール・が、「心の底から深く、狂おしいほどの恋に落ちた」という、一七人の脳を調べた。

尾状核こそがードーパミンが過剰供給されることでー恋愛の炉の役割をはたしているにちがいない。ロンドンの実験データは、愛が時間とともに発展していくさまについても教えてくれた。実験では、もともと愛が変化していくようすを調べる予定ではなかった。しかしロンドンの被験者は、恋に落ちてから平均して二、三年たっていたのにたいし、被験者は七か月くらいだった。

重要なのが、彼らもまた、尾状核の同じ部分が活性化されると発見したことだ。異なる地で、さまざまな民族グループから選ばれたさまざまな年齢の、異なる被験者を対象に、ある意味、異なる方法でおこなわれたふたつの実験で、脳の同じ部位の活性化が認められたようだ。

-心理学

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