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心理学

人情家と言われる人々の中に意外に潜む思い込み

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人情家、涙もろい人、同情心のひと一倍強い人と言われる人々の中に意外に潜む思い込みというこの小さな狂いがもっとマクロな狂いになると、その人は妄想型のパーソナリティ障害と呼ばれる。その表情はほんとに心から気の毒だという顔をしているので、「いや、僕はそんなことないですよ。

結構仕事に熱中できてやり甲斐があった、と言いたいのだが、つい言いそびれたままになる。でも、A子さんは「次郎さんたら、連休まで仕事させられていてフラフラになっていたわと本気で思い込み、みんなにそう話してしまう。

あなた、何て不見識なことをやってくれたのよ。何事も公明正大、決まりどおりにきちんとやってくれないと困るじゃない。そうしないと私が非難を受けるのよ。大体、こういうことに私情を差しはさむなんてほんとによくないわ。秘書のA子さんは頭ごなしに非難された。

A子さんにしてみると

A子さんにしてみると、せっかくの公開のセミナーなので、できるだけたくさん人が集まったほうが先生も喜ぶし、経済的にも成り立ったほうがよいと思ったから、むしろ気をきかせて、タテマエ部長(女性)のためにと思って、弟子たちみんなが手分けをして人集めたのだ。

A子さんがかんかんに腹が立つことが起こった。B部長がセミナー産業のマネージャーと話している会話を聞いてしまったのだ。「ねえ、何とかしてえ。もっと人を集めてよ。いろいろ手を回してこれで一体いくらくらいになるのかしら」などと相談している。

B部長は、「これは当研究所で行なう公式のセミナーなのだから、そんなふうに人集めに周囲の人が動いたなどということはまことに恥ずかしいことで、国立施設の職員である身としてなすべきことではない」と言う。それはそれで筋が通っている。厳しく正義正論で指摘されたA子さんは一言もなく、ただただ「申しわけございませんでした。ついつい先生のことを思ったためにやりすぎて、出すぎたことをしてしまいました」と謝るほかはなかった。

-心理学

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