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医療

認定医の現状-その数があまりに多いために起こる問題

投稿日:2014年11月19日 更新日:

専門医先進国のアメリカでは、意外な現状がある。日本と医療保険制度が違うために、単純に比較はできないが、アメリカの医者たちはむしろ専門医では医者をやっていけなくなっている。健康維持横構という医療保険システムのために、いかにコストを安く抑えるかが、アメリカ式医療の鉄則だ。そのために専門医から研修を受けて一般医へ変わろうとしているのが実情である。

やみくもに専門医がいいという日本の医療システムに警鐘を鳴らしているように思うが、それを心配する日本の医者はほとんどいないようだ。コストの高い医者、つまり専門医が嫌われる傾向にある。健康維持横構と契約できない医者は、事実上保健医療ができないために、臨床の現場では専門医より一般内科医が求められている。

専門医とか認定医といっても、その数があまりに多い。本当の意味でのスペシャりストを認定していくなら、いまの試験では手ぬるいし、反面、一般の開業の医療ではそういった細かな知識は要求されないという意見はある。つまり需要と供給を考えずに、学会がどんどん認定医を作り出している。

学会は正式に認定医の名簿を発表していない。学会発行の名簿を手に入れればいいが、一般の人には無理である。
公表しない理由は、医師会との問題もあるのかもしれない。つまり、現在の開業医の平均年齢は六十五歳くらいであり、認定医は病院勤務でなければ取りにくいから、認定医を持たない開業医と、認定医を持つ勤務医に肩書きの上で差が出てしまう。認定医制度は問題を抱えているようだ。

誰がどんな認定資格を持っているのか

誰がどんな認定資格を持っているのか、これをもっと一般に知らせたほうがいいと思うのだが、一般の人にとって、この認定資格を持った医者を知る方法がないのである。開業医保護の医療制度で推し進められてきた日本の医療制度は、もはや時代に追いつけなくなっていることはたしかである。

麻酔医のように、実技まで評価されての認定医であれば、いわゆる専門医としての意味もあるかもしれないが、ペーバーテストで取得できる認定医、専門医ではあまり意味がないということも言われている。若い医者はみな取得しようと努力するが、高齢になっている医者ではいまさら取ったところで意味がないというギャップができてしまったようだ。

専門医制度の本当の狙いは、会員敷を増やすためなのか、医者の質を上げるためなのか、どうもはっきりしない。
もともと、こういった専門医や認定医というのはアメリカ式の資格制度を導入したものだ。学会だけに認定業務をまかせることで、学会にまた一つ大きな権力を持たせてしまった。

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