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心理学

人間の狂気じみた求愛

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「どれほどの狂気じみた求愛が、どれほどのあらがいがどんな笛、どんな鼓がどれほどの荒々しい高揚感があろうか」ジョン・キーツは、恋愛には異なる動機と感情が激しくまざり合い、無数の精神状態がともなうことを知っていたようだ。

朝、相手から電話かEメールをもらったとたんに、たちまち希望で胸がふくらんでくる。そして恋人とディナーの席でおしゃべりしたり、笑ったりしているうちに、高揚する気持ちがいつしか安心感と平穏さへと変わっていく。食事のあとは一緒にベッドにもぐりこんで本を読むものの、すぐに性欲を抑えきれなくなる。

疲れを知らない白鳥の恋人たち冷たい流れのなかで水をかき空へと舞い上がるその心は老いることなくどこをさすらおうとも、情熱か征服が一羽についてまわる。

万華鏡のような感情

思いやり、高揚感、欲望、怖、疑念、嫉妬、不審、目ざめ、当惑。こうした万華鏡のような感情がいつなんどきわきおこり、ふたたび消えていくのか、だれにもわからない。朝、恋人が別れの挨拶もせずにあわただしく出かけてしまったり、つぎのデートの約気を破ったり、あなたの名前をほかの人と呼びまちがえたりするとーあなたはふたたび奈落の底に突き落とされる。

ほとんどの人が、恋愛にともなう苦悩と高揚感の両方を味わった経験があるはずだ。しかしそれは人間だけの話ではない。チャールズ・ダーウィンは著書人及び動物の表情についてのなかで、動物もまた、人間が持つ感情の多くを持ち合わせているのではと考えている。たしかに、同じ地球に暮らすほかの動物たちもまた、恋愛に似た感情を抱いているようだ。

恋の情熱は洪水や川の流れにたとえるのがいちばんである」とサー・ウォルター・ローリーは書いている。わたしたちはその流れのなかを泳いでいるようなものだ。しかし心理学者は、一般的に恋愛をふたつの基本的なタイプにわけて考える。ひとつは相思相愛の恋ー心が満たされ、高揚感に満ちた恋愛だ。そしてもうひとつは片想いの恋ーこちらにはむなしさ、不安、悲しみがともなう。

-心理学

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