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コミュニケーション

日本人は表情が乏しい

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モナリザのエリザベッタ夫人は、正面向きではなく、ややはすかいになっていること。日本流に言えば、「斜に構えている」のです。このことを日常生活にあてはめてみますと、人と話をする時、話題によっては少し斜に構えたほうが、自分の印象を強めることができるわけなのですが、これはいたって簡単なようで、実はなかなか演技力を必要とします。ところが、日本人を除く他の国の人達はこれが実に容易にさりげなくできるのです。ここに過去から将来にかけての日本人の会話の過渡期の一端を見ることができます。

生活が畳から椅子に変わり、生活のしかたが簡潔になり、言葉もそれにふさわしいように変化しても、表情だけは同じです。畳と椅子第二次世界大戦後の日本人の生活様式の激しい変化はいまさら申し上げるまでもありません。それと同時に言葉も変化しました。古い言葉が消え、次第に簡略になり、方言のなかに共通語らしいものが入りこんできています。その割に変わらないのが、話をしている時の表情です。

日本人に限らず、ビルマ、インドネシア、中国、朝鮮にかけての民族は一様にそうです。そのなかでも日本人は表情の動かない典型のように言われます。日本人の顔の骨格や表情が、西洋人にくらべて豊かでないことは、今に始まったことではありません。

西洋の肖像画の歴史からすると

西洋の肖像画の歴史からすると、古代からエジプト、ギリシア、中世までは、横向きかあるいは真正面向きが大部分でした。横向きだと額から鼻、口、あごにかけての曲線のために、かなりの美しさが出せます。ところが、横向きがその人の性格までも表現するとなると、不満が残ります。すると顔にも立体感が出て、陰影がつくようになりました。

画面全体としても、落ち着きを増し、正面や横向きの時には運動感や流動感に乏しかったものが、ななめの向きにすると、やや活気が出ているようにも感じられてきました。もしモナ・リザが真正面を向いていたら、恐らくあの微笑は、むしろ悪魔的な笑いになっていたでしょうし、これほどの不朽の名画にはなっていなかったかもしれません。

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