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心理学

苦手な場所に行けない心理

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苦手な場所に自分が行けなくても、かわりに友人が行ってくれる。あるいは、自分の苦手なことは、夫が苦手だったら妻がやってくれる、秘書がやってくれる。このような依存関係をうまく持つことで社会生活が成り立っている。ところが、回避心理を持ちながら、しかも、人にうまく頼ることも甘えることもできないと、業委縮した生活しか送れない。

日本的な回避心理は、しばしば言われる、日本人相互の依存心理と表裏の間柄にある。米国の研究でも、回避型のパーソナリティの持ち主は、これからお話しするような依存型のパーソナリティの持ち主と重なり合うという結果が得られている。つまり、回避心理を持ちながら、社会生活がうまく送れるかどうかは、自分をうまく補助してくれる人を持つことができるかどうかによって左右される。

私の回避心理の場合、長年の間に、私のかわりにアルコールのつき合いを代行してくれる親友がいる。お互いに飲むのが好きな者同士が私の代行を担当してくれる。おそらくどの職場でも似たことが起こっているに違いない。

友達を持てない人の場合

友達を持てない人の場合には、回避心理に加えて、だれにも頼れない心細さが重なり、ますます学校が苦痛で、こわい場所になっていく。日本社会の中で暮らす場合には、まず、その場面での内輪の人になることが大切だ。ひとたびお互い内輪の人だと認めると、その人が気が弱かったりすれば、必ず世話好きの人物があらわれ、なにくれとなく面倒を見てくれる。母性心理の持ち主の0Lが、弱い男子社員の世話をするとか、気の弱い部下のめんどうを見る男の上司もたくさんいる。

学生の場合、苦手な授業を休んだり、学校に行かなくなっても、よい友達がいて、かわりにノートをとったり、学業の進み具合いや、試験の情報などをどんどん送ってきてくれたりする場合には、試験も何とか通ることができて、学校不適応に陥らない。回避型のパーソナリティ傾向の持ち主は、日本社会では、甘えたり、存したりできれば、結構適応することができる。

-心理学

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