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悩みを言葉にすれば意外に小さいことだったと気づく

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ある話し方教室に通っていた女性は、外見のコンプレックスを取りのぞくために、メイクアップ教室に通ったり、歩き方のレッスンを受けることにしました。さらにダイエットにも挑戦。見事一〇キロの減量をやりとげました。会話の時間には進んで自分のパーソナルな部分を話しました。

以前の彼女なら他人に知られたくないと思ったにちがいない恋愛体験を、恐れずに堂々と話した時にはクラス中が感動したものです。「太っている時は、デパートの洋服売り場の前を通るのもイヤでした。似合いっこないと思っていましたからね。でも今は、もしかしたら似合うかもしれないって」彼女の表情はキラキラと輝き、どんどん若くなっていきました。

「やっと水面に出られそうです。自分がやりたいことが見つかりました。東洋医学エステティックなどに興味があるってわかったのです。退職金を学費にして学校に入り、基礎から勉強することにしました」。こころはそのままでは見えません。言葉にすることで見えてきます。それは他人にとってだけではなく、喋る本人にとってもそうなのです。言葉の力を得てこころを表すと、こころは活性化され、さらに「見て、見て」と発言します。

言葉にしてみるとちっぽけなこと

悩みは決しておちゃめな訪問者ではありませんから、悩みがやってくると、人は顔をしかめたり唇を噛んだりします。でも悩みを粗末にしたらもったいない。ダイエット体験もまた、東洋医学への興味を刺戦するきっかけになったそうです。自分の抱えた悩みをクリアするには、悩みから逃げずにとことん悩みとつきあうことです。そうすることで、人は悩みを食べ、栄養にできるのです。

言葉にしてみるとちっぽけなこと。でも、こころの真ん中に置いておくと、勝手にどんどん大げさになっていきます。悩むことは好ましくないことだという先入観と、悩みの答えを早く出そうとするあせりがストレスになります。悩みのおかげで、人は考えたり行動したりします。自分探しには悩みが必需品です。時間に流されているような気がして悩む人もいます。

あらあら、と言っている間に過ぎていく一週間、一カ月。何かに打ち込みたいと思いながら、それが何かわからない。不快だし不満だし不安でたまらない。でもどうやったらいい方向へ進めるのか、その方法が見つからないがゆえのメランコリー、軽い憂鬱、気のふさぎ。そんな時こそ悩みに、「帰って、帰って」と言わずに、この出逢いを食べて栄養にしないうちは帰さないぞ、と強気に出るのです。さあ、たくさん悩みましょう。悩むことは怖くありません。

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