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医療

内科と歯科の連携が崩れてしまったある事件

投稿日:2015年3月31日 更新日:

E歯科とO内科は隣同士。今年は上の子がそろって有名私立中学に合格。家族ぐるみのつき合いも末永く続きそうだ。
糖尿病になりそこねたある歯医者の話である。年齢もほとんど変わらず、開業した時期も同じなので院長同士仲がいい。そんなふうだから、双方の患者も快く紹介することができる。持ちつ持たれつというわけだ。おかげでどちらも商売繁盛。歯痛の患者が風邪気味ならO内科へ、腹痛で来た患者が差し歯にしたいならE歯科へといった具合である。

E院長は42歳。O院長の強い勧めもあって、ここらでひとつオーバーホールを、と健康診断を受ける気になった。これまで病気らしい病気はしたことがないが、そろそろ健康が気になる年齢ではある。ひととおりの検査を終えて数日後の朝、O院長から突然電話がかかってきた。B突然の言葉にE夫人は受話器を落としそうになった。いや糖値がね、すごいんですよ。大変なもんです。E夫人が出ると、あ、奥さん、ご主人ね、もうリッパな糖尿病ですよ。えつ、リッパな・・トウニョウ?

それにしてもなんでわが家の大黒柱が

それにしても、なんでわが家の大黒柱が。こちら側のショックとは裏腹に、声が妙にはずんでいる。あまりの糖値の高さにO院長は興奮気味。糖尿病、食事療法、失明、というひとつの図式が家族全員の脳裏をかすめる。突然の宣告に、その日のE一家は不幸のどん底に落とされた。不安は増すばかりである。と、夜になって長女が思い出したように言った。

ねえ、パパ、検査の前の日、リンゴジュースをガブ飲みしたじゃない、あれ関係ないのかなあ果たして長女の言うとおりだったのか、後日再検査した結果、糖値は正常であった。検査の前日ジュースをガブ飲みする患者も患者だが、最初の尿検査だけで、りっばな糖尿病、と言ってしまう医者も医者。それにしても、歯医者だってそのくらい知っていそうなものなのに。E歯科とo内科はなにこともなったように、今も変わらぬ近所づき合いをしているが、あの驚標の一夜を境にO内科への患者の紹介数は、ぐっと減っているのは確かである。

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