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昔の天気予報の言い伝えを使った観測の方法

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大きな山の西と東では天気がちがってあたり前、でもテレビはそこまで親切ではありません。昔から伝わっている、天気についての格言の的中率は高いパーセントと言われる。この数字は、コンピューターを使った天気予報とほぼ同じだという。

また地域限定の天気予報ーあの山の右側に雲がかかると雨が降る、と言うようなーは、土地の人々が長年生活してきた中で積みあげられた経験則として充分信頼の置けるものだ。昔の人にとって、天気を読むことはときとして命にかかわる判断でもあった。

天候の変化のきざしを、自然のサインから読みとることを観天望気という。液晶小型テレビを持っていれば、ひまわりからの雲の映像付きで天気予報を知ることができるが、自分の居る場所、局地的な予想となれば実際に目に見える雲や風、さまざまな地上の変化を読む知識こそが役に立つ。

天気が下り坂になると気圧が下がり、湿度は上昇する。この変化が地上におよぼすさまざまな影響をキャッチできれば天候の変化を予想することができる。雨が降ると膝が痛くなる、と言うお年寄りや、手術のあとが痛むなどという、身体の変化も人間がセンサーとして自然の変化を敏感に感じとっている証拠だ。人間には、自然の変化を読み取る力があるのだろう。。

砂漠のまん中で立ち往生

今度は、遭難について語っていこう。遭難とは、現在地が確認できなくなることと言い換えてもいい。燃料、水、食料の心配から、救助を求める方法まで、頭の中はパニックになるにちがいない。進むにしろとどまるにしろ、まず方位がわかること。自分がどこにいるかを知るためにも、この技術は覚えてほしい。

あなたの車が、砂漠のまん中で立ち往生したとしよう。このとき、先に街があることが確実にわかっていたなら、これを遭難とは呼ばない。逆に、すぐ近くに街があっても、それを知らなければあなたはサハラのまん中にいるのと同じ恐怖を味わうことになる。

時計を使って、時計の文字盤を水平に保ち、短針の先に垂直にマッチ棒を立てる。このマッチ棒のつくる影が中心に落ちるように文字盤を回転させる。このとき、短針と2時の中間がほぼ南の方向になる。つまり、その逆が北になるわけだ。

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