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犬の問題解決能力の向上度などを調べた実験の結果

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カリフォルニア大学バークレー校の心理学者マーク・ローレンツヴァイク、デヴィッド・クレッチ、エドワード・ベネットの研究室では、犬の学習および問題解決能力を調べる実験がおこなわれた。彼らの調査によると、社会的に孤立し、光や音の刺激が少なく、動きが制限され、環境との相互関係がもちにくいなど、貧弱な環境条件で飼われた動物は、学習および問題解決テストで低い成績しかあげられなかった。

豊かな環境で育った動物の脳をのちに調べると、平坦な研究室の環境ですごした動物にくらべて脳は大きく重くなっていた。たくさんの遊び道具、複雑な構造の家、ほかの動物たちとのふれあい、解決すべき問題、たえず変化する刺激に恵まれた豊かな環境で育てられた同じ一腹子の兄弟たちは、学習と問題解決の課題でずっと良い成績をあげた。彼らの大脳皮質は厚く、脳の内外に情報を送り込むのに大切な脳酵素の含有量も高かった。

究明すべき新たな問題が次々に起こる環境

情報は細胞体から伸びる分枝によって脳細胞に送り込まれ、またそこから引き出される。ほかの神経細胞から情報を取り込む分枝は樹状突起と呼ばれ、ほかの神経細胞へ情報を送り込む分枝は軸索と呼ばれる。イリノイ大学の生理学者ウィリアム・グリーノーは、経験が脳の構造に与える影響についてさらに研究を進めた。そして多くの決定が必要とされ、究明すべき新たな問題が次々に起こる環境で暮らした場合は、実際に脳の鍛の形に変化が起こるのを証明した。

脳細胞と神経細胞をつなぐ分枝の総数が多いほど、脳が受け取り、処理し、伝達する情報量は多くなる。複雑な環境に暮らし、受ける刺激が多く、経験が変化に富んでいるほど、これらの神経細胞に分枝が育ち、シナプスと呼ばれる、別の神経細胞との接合部も育つ。グリーノーの研究でとりわけ興味深いのは、年をとった動物でも、刺激も行動範囲も限られた環境から、より豊かな環境へと移されると分枝や接合部が増えるという点である。つまり、動物には脳を再創造できる可能性が生涯残されていることになるのである。

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