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コミュニケーション

モナリザの目は少しうわ目遣い

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モナ・リザの目が、ちょうどあなたの目の正面にくるようにして見てください。そうしますとエリザベッタ夫人の目は、ほんの心持ちだけですが、少しうわ目遣いになっています。そして、この目とよく釣り合いのとれているのは、少し引き気味にした夫人のあごであることに気がつきます。つまり、あごを少し引き気味にした時の目になっているのです。それではこの目は、ダ・ヴィンチの演出による目かというと決してそればかりではなくて、この目の位置は、相手をごく自然に、しかも優しく見つめた時のものなのです。

他の部分は何とか似せて描くことができますが、目と口とは、その輸郡がはっきりしている割に、いざ描いてみると、なかなかそっくりには描けないものです。ことにモナ・リザのようにこれだけの無類の微笑をたたえた口もとにふさわしい目を描くとなると、いかな天才ダ・ヴィンチといえども、至難の業であろうかと思われます。ダ・ヴィンチが目を先に描いたか、口を先に描いたか知る由もありませんが、ダ・ヴィンチの他の絵を見ると、目を描きこんでいないものがありますから、恐らく目は一番最後になったのではなかろうかと思います。

ちょっとあごをお引きになってください

天才ダ・ヴィンチの並みはずれて秀れた芸術魂と対象を見つめる力とが、夫人のどうさつ笑いのなかに彼女の最高の資質を洞察したであろうことも、容易に想像されます。気楽な目とはあなたも絵を描く時に経験することと思いますが、人の顔を描く時、一番難しいのがこの口もとと、もうひとつは目です。

あなたも写真屋さんで写真をとる時に、写真屋さんから、「恐れ入りますが、ちょっとあごをお引きになってください。ああ、ちょっと引きすぎました。そうそう、そのくらい」と、時には頼やあごを手で動かされてまで、顔の位置を直されたことがあると思います。「なんだい、せっかくレンズの中心を見ているのに、この写真屋は下手なんじゃないかと思ったりするものですが、ここが人間の顔の構造の微妙なところで、あの場合、写真屋さんは、あなたの顔のなかで最もよいと思われるものを、自然なとりつくろわない表情のなかでとらえようとしているのです。逆に言うと、人間はものを真正面にじっと見つめようとすると、いつもの楽な姿勢よりも、少しあごが出るような形になるのです。

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