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マルチリンク式サスペンション-日本人の悪い癖

投稿日:2015年5月3日 更新日:

日本のエンジニアは、足りないところを補う方法でまとめる傾向が強いようです。サスペンションの種類の一つにマルチリンク式というものがあります。ここで言うリンクは細い棒のことで、マルチ、つまり複数の棒でサスペンションを支える方式のものです。ここでリンクを1本より2本、2本より3本使ったほうが高級だと思うのが日本人の悪い癖です。いじわるな見方をすれば、何本もリンクで支えなければ安定しないようなサスペンションを設計し、その結果としてのマルチリンクという言い方もできます。

単純で出来のいいプジョーの脚周りを見るにつけ、こんな思いにかられます。プジョーは世界ラリー選手権、WRCに参戦し、見事な成績を挙げていますが、ラリーを考慮したこともサスペンションの味付けが変わった。それでも、しっとりした走りは、猫脚と呼ばれてきたプジョーだけのものです。最近のプジョーは伝統的な乗り味を薄め、やや堅めのチューニンになりました。

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従来のプジョーの脚では

欧州の高速道路は日本より平均走行速度が速く、従来のプジョーの脚では、堅いサスペンションのドイツ車に置いていかれることになり、少しずつユーザーからの不満が集まってきたのではないかと思います。一般的に複雑な仕掛けにするということは、故障率も高くなることを意味します。クルマにとって有り難くない重量増にもつながります。それでも乗り味が抜群に良いのであれば、多少なりとも理解できますが、ごく簡単な仕組みのプジョーよりも劣る国産車が大半。

もう一つ、プジョーのサスペンションで添えておきたいのが、水平方向にして使っているダンパーのことです。通常、ダンパーは垂直に設置します。クルマの上下方向の振動、ショックを吸収するわけですから当然のように思えます。ところが、ダンパーを垂直にすると、リアの荷室に出っ張りが出て狭められることになります。とくに荷室の広さが重要なワゴンではマイナス点です。プジョーはその課題を、ダンパーを水平方向に使うことで解決したようです。

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