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マイコプラズマ肺炎をトリコモナス肺炎!?恥ずかしい間違い話

投稿日:2015年4月15日 更新日:

小学生ぐらいの子どもを持つ親ならだれでも知っているのがマイコプラズマ肺炎。最近、病名には横文字のものが多い。おまけに、長くて覚えにくく、ともすると一体なんの病気なのかよくわからないものがずい分増えてきた。マイコプラズマと診断され、適切な治療を受けてひと安心したものの、Tさんは、何日間もただの風邪と取り違えて子どもにつらい思いをさせたと、落ち込むいことしきりである。

診断が遅れると脱水症状などを起こし、入院する場合もあるのでけっこうコワイ。一見すると普通の風邪の症状と変わらないが、高熱が何日も続き、感冒薬ではまったく効かない。Tさんの長男も高熱のためなにも食べられなくなり、近所の総合病院に入院することに。病室から着替えを取りに階下へ下りるエレベーターの中、偶然出会った友人に子どもの病状を聞かれ、Tさん、力なく答えた。トリコモナス肺炎だったの。トリコモナス、とはトリコモナス膣炎という性病の一種。友人は思わずエッ、なに?と聞き返す。

友人が聞き直したのも無理もない

友人が聞き直したのも無理もない。だから、トリコモナス肺炎なの!産婦人科に一度でも縁のある既婚の女性なら、ほとんどが知っている病気といっていい。横文字に弱いTさん、完全に言い間違えているのだ。総合病院のエレベーターは、ラッシュ並みに混んでいた。しかもほとんどが女性である。当然のことながら、全員の耳が彼女の言葉に吸い寄せられた。

トリコモナス原虫というバイキンが原因で起きるヒジョーにカユイ膣の病気だ。伏し目がちのTさんは、ただただ息子の体を気遣い、最後まで自分の間違いに気づくことはなかったのである。中にはギョッとしてあからさまに振り返る人もいる。しかし、赤面したのは友人のほうだけであった。マイコプラズマ肺炎をトリコモナス肺炎?ちょっと似ているといえば似ているが・・これは恥ずかしい間違いである。

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