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ファッション

マーケティング力の持つ意味-必ずしも最高の製品が勝つとは限らない

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ファッションは一種の集団行動だと、広告、流行、消費者文化の著者であるアーサー・エイサ・バーガーが言う。人々がある種のブランド商品を買う時、その商品は、その人が自分をどう考えているかや、広告が作り出す幻想、その時にはやっているものに結び付いている。マクドナルド、バーガー・キング、カールズ、ウェンディーズ、ジャック・イン・ザ・ボックスといった数あるファスト・フード店と同様に、小売アパレル・チェーンもマーケティングで差別化を図っている部分が大きい。実際、マーケティング力が幅を利かせすぎて、必ずしも最高の製品が勝つとは限らないほどだ。

たとえば、コーラ戦争の初期に行われた味のテストでは、決まってペプシが勝っていた。しかし、第二次世界大戦中、頭の切れるマーケッター連中が兵士に無料でコカ・コーラを持たせたことで、曲線を描いたガラス瓶に入ったコークがアメリカン・クラシックとなって勝利を収めた。一九八〇年代には再びコークの人気が落ち、ペプシが台頭してきた。味自体が変わったわけではない。ペプシが、若い世代に焦点を合わせるという一枚上手のマーケティング戦略に乗り出したからである。

GAP再生の原動力となったのは

GAP再生の原動力となったのはマーケティングだった。カーキがいきなりトレンドになったのではなく、GAPがそれをトレンドにしたのだ。ナイキとリーボックも、ここ数十年、似たような覇権争いを繰り広げてきた。私たちが着る服は、私たちについて多くのことを物語る。そして、そのことを私たちが自覚しているという事実を、企業のほうも心得ている。ナイキが優勢だが、マーケティング戦略がひとつ大成功を収めれば、形勢が逆転することも考えられる。

親しみのもてるものであること、憧れのものであること。両方揃ってこそ、素晴らしいブランドなんですよ。ブランドというのは、着用者が自分自身をどう思っているかや、実際にどんな生活を送っているか、どんな生活を送りたいと思っているかを表すものなんです。Jクルーの会長兼共同創立者のエミリー・シナダー・ウッズが語っている。

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