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医療

教授回診は権力の象徴で患者さんにとってのメリットはない!?

投稿日:2014年11月13日 更新日:

ドラマの世界では、教授回診は権力の象徴であり、患者さんにとってのメリットは示されていません。ところが、実際はちょっと違うようです。入院した経験のある方に聞くと、あの教授(回診っていうのは、イヤだったな。医者が大勢ぞろぞろ入ってきて、まるで見せ物みたいで恥ずかしかったなあ。逃げたかったよとおっしゃいます。なにしろ回診は、患者さんに大変に不評のようです。

たいてい週に一度、教授または部長、院長などが管轄下に入院しているすべての患者さんを診て回ります。医者の間でも、あ〜あ、火曜日は午後に教授回診があって、サボりたいけれどサボれないし、なんて、ため息をついているようです。ほかの医者はいっしょにくっついて病室をうねり歩くわけです。

教授は患者さんの体の様子を観察したり、その場でできる検査をしたりします。そして、そろそろ、二度目の脳のCTを撮るように、というような一言アドバイスをしてくれます。それぞれの患者さんの前で、担当の医者が教授に、〇〇さん、50歳、脳出血による右半身麻痺の患者さんです。発症は5月4日。などと病気の状態、検査結果、治療方針などを説明します。前もって別室で、それらの説明を済ませておく病院もあるようです。

回診時に突然いい出す人がいる

患者さんの中には、今まで一度もいわなかったこと。たとえば、きのうから、肩も痛いんですけど、などと、回診時に突然いい出す人がいます。そうすると担当医はあわててしまいます。キミ、患者さんをきちんと診ないと困るんだよね。いったい、何してるのかねと、教授は不機嫌になります。担当医はダメ医者のレッテルを触られることになります。回診日は医者にとつてもドキドキハラハラの日なのです。

ときには、なに、まだCTとMRIがそろっていない?なにグズグズしてるのかね。しっかりやらないとダメだよと、お叱りを受けることもあるようです。医者もみんなの前で叱られるわけですから、ときには赤面ものです。患者さんの手前も格好悪いったらありゃしません。

そればかりか、回診は何時間もかかるようです。その間はずっと立ちっぱなし。体力的にも精神的にも、つらくて途中で逃げたい心境になってしまうようです。もちろんベテランの教授や助教授など、何人もの医者で診ると、見落としていたことに気づいたり、よい提案がなされることもあるようです。

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