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拒否権を世界チャンピオンと言うべき国が日常的に行使している

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国連の宣戦布告に拒否権を行使すると脅したフランスの行為は激しい非難を浴びた。サダムの責任を問う措置は、全て拒否するつもりだと彼らは言ったと、ブッシュは二〇〇三年三月一六日に安保理に最後通告を突きつけながら、お馴染みの真実への懸念を表して明言した。拒否権の問題は、イラク侵攻に向けた準備段階で全く無視されたわけではなかった。

フランスの不届きな行為に関しては多くの怒りの声が上がり、ブッシュのお膝元1テキサス州クロフォードからの命令に従わなかったこの国を懲らしめる措置が大いに語られた。総じて、他国が拒否権の発動を灰めかせば反感を買い、外交の失敗や国連の情けない実態を露呈するとされる。

拒否権は重要な問題を提起する。安保理への服従拒否の問題を真剣に議論しようとすれば、不服従の究極の形態である拒否権問題について考えなければならない。それを考えないのは、明白な結論ゆえである。イラクが安保理の決議を完全に順守していないことに関する議論から抜け落ちている部分だ。明らかなことに、もしイラクに拒否権があったなら、国連のどんな決議にも逆らっていないことになる。

米国政府の一貫した立場を示すものとして歓迎

世界チャンピオンとも言うべき国が拒否権を日常的に行使していることは、おおむね無視されるか大した問題とはされず、時にはあえて戦おうとする米国政府の一貫した立場を示すものとして歓迎される。それでも、これが国連の正当性と信頼性を傷つけることは憂慮されない。

我々には安全保障理事会はいらない。だから、安保理が意味のある存在であり続けたいならば、我々にも同様の権限を与えなければなるまい。つまり、議会の承認を受けただけで、意のままに武力を行使する権限をもちたいという意味だ。二〇〇二年一〇月にブッシュ政権の高官が次のように表明したとしても、驚く理由はないはずだった。この立場は大統領とコリン・パウエル国務長官によっても支持された。

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