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特権をもつ強大国の際限なしの復讐

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一六〇年ほど前、占領下のインドで起こった反乱で、イギリス人が殺害された事件(帝国用語で言うインド大反乱)では、イギリスは残虐非道な対応をした。特権をもつ強大な国が、これまで犠牲者に日常的に与えてきたような恐怖にさらされた場合、ほとんど際限なしの復讐が実行される。

専門的な歴史書をひもとくと、無抵抗の村人や、丸腰のインド人、更には忠実な召使いまでが日常的に容赦なく襲撃され、捕らえられた反乱者は惨殺され、インド人による残虐行為が実際に起こった場所や、そうだとされる場所の近くに存在するという罪に、村全体が焼き払われたことが記録されており、他民族に対する恐ろしい残忍性が:逆り、イギリス人の復讐心を播き立てたと記されている。

あるいは何万人もの兵士と村のゲリラが絞首刑や銃殺刑に処せられ、あるいは砲撃で吹っ飛ばされたとも描写され、幾つかの地域では人口が大幅に減少したとされる。人の最悪の姿を映し出すおぞましくも恐ろしい光景だった、とネルーは第二次世界大戦中に、イギリスとインド双方の情報(後者は英国支配下では許可されていなかった)を引用しながら、刑務所の中で書いた。

自他共に認めるキリスト教徒だった人物

当時の風潮は、一八五七年五月にジョン・ニコルソンが発した忠告によく現れている。デリーで婦女子を殺害した者共を、生きたまま生皮を剥ぐか申刺しにし、あるいは焼き殺す法案を提出しよう。そのような残虐行為を働いた下手人をただ絞首刑にするなどという考えは積に障る。ニコルソンは、同時代の崇拝者によれば、デリーの英雄であり高潔な人物、そして自他共に認めるキリスト教徒だった人物だ。

ニコルソンが言及していた残虐行為には、他の高潔なキリスト教徒が語った詳細にわたるけれども想像上の話の中で明かにされた挿話も含まれていた。復讐と称して、言語に絶する残虐な仕打ちをした人々である。歴史には、我々が日頃目の前で見ていることの前例が幾らでもあるのだ。

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