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天体観測初心者は双眼鏡がおすすめ-場所は車から

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降るような星の下にやってきた、としよう。車を止めて、双眼鏡やシートを引っぱりし、安全な場所を確保したら、すべてのライトを消してしまう。そして、じっと待つ。人間の眼は、暗闇に慣れるまで、そのくらいはかかるのだ。

瞳孔が開ききると、それまで見えなかった小さな星々が見えるようになる。そうすると、夜空にそれはそれは美しい星空が現れてくる。

「天文年鑑」という本が毎年発行されている。これは、毎月の夜九時頃の星空のようす、毎日の月の出、月の入りの時刻、その日その日の天文現象がすべて記載されている便利なもの。このような本を使わないテはない。人間をとりまく空間の半分は空。そして、時間の半分は夜。せっかくキャンプに行っても「ああきれいな星だ」で終わるのでは、もったいないというものだ。

ライトを消した直後に見える星は、四等星がやっと。四等星以上の星は見える範囲で園個ぐらい。これが、目が慣れて六等星まで見えると、なんと3000個の星々が見える。そうしたら、懐中電灯に赤いセロファンをかぶせてコンパスを使う(眼が闇に慣れた状態を保つため)。

北極星とあなたを結ぶ直線を軸に

北極星とあなたを結ぶ直線を軸に、星々は東から西へ回転していく。一日一周、一時間でほ度。これを日周運動という。真北をさす針の方向へ握りこぶしを縦につくって腕を水平にのばす。北極星は真北で二等星だから、こぶしを縦に三個、真上に向かって重ねていく。最後に親指を立てると、二等星が光っている。それが北極星だ。北極星は一年中、一晩中その位置に光っている。つまり、これが星空の水先案内人というわけだ。

北極星を見つけたら、ここから頭の真上方向(天頂)へ握りこぶしで三個分、視線をズラしてみよう。五個の星々がw形に北極星の方向へ開いた形に並んでいる。大きさはちょうと腕をのばした拝のひらで覆えるくらい。これがカシオペヤ座。

カシオペヤ座はW形の右の折れ曲がった下になる星だ。次は、北極星とこのカシオペヤ座を結ぶ直線を、さらにほ度ほど(親指を立てた握りこぶし一個分)延長する。さあ、目を凝らしてよ〜く見てみよう。ほかの星々と光り方のちがうコメつぶのようなボンヤリとした光のシミが見えるはずだ。

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