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ファッション

クイックレスポンスに拍車がかかってきたファッション業界

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デザイナーにメーカー、小売業者、果ては消費者までもが速いペースを保つよう強いられてきた。インデイアナ大学でアパレル・マーチャンダイジングの教鞭を執るデボラ・クリスチャンセン博士が語る。ドナテッラ・ヴュルサーチの春物コレクションで、ターコイズ・ブルーのシャーリング・ミニドレスが登場した瞬間、フロリダ州タンパの警官フェイス・ナデルも、ミラノのショー会場にいるジェニファー・ロペスと同じようにそれを堪能できる時代だと。

速いペースを保つことに拍車がかかってきたのは、トレンドがいち早く目に入るようになったせいばかりではない。私たちはMTVとインターネットの時代の申し子なのだ。インターネットとEメールのおかげで、あらゆるメディアやコミュニケーションが盛んになり、現代人のクイック・レスポンス、願望が促成されてきたのです。現代社会は、今すぐ満足したいというメンタリティに慣らされてしまっていますと、クリスチャンセン博士。メディア全般が急げ急げ状態だということもある。

メディアが整ったのは比較的最近のこと

五〇年代には、テレビは三大ネットワークだけだったし、映画会社は若干数、全国誌も片手で数えられるくらいしかなかった。現在のようなコミュニケーションやエンタテインメントのメディアが整ったのは比較的最近のことなのだが、そのことは、ややもすれば忘れられがちである。

テレビ番組にしても、特に集中力のない視聴者向けにフィルムを切り刻んでいるのかと思ってしまうほどだが、私たちはそういうものに適応してしまっている。テレビ中継される授賞式やコンサートだって、派手なカメラアングルを使ってみたり、ちょっとした編集を入れてみたりすることで、ミュージック・ビデオの雰囲気が加味されている。古いモノクロ映画を見れば、現在のハリウッド大作の展開の早さに気づくことだろう。こうした姿勢が、ファッションに対する私たちの気持ちにも染み込んでしまっているのだ。

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