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宇宙

固有長さについて

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電車と同じ速さで動いて測った長さというものには特別の意味。これは物理の方では「固有の長さ」という言い方をしています。だけど長さというものはそれだけじゃない。この世界では、あらゆるものがあらゆるものに対して相対的に動いているんです。動いているというのは、相互に動いているということ。

長さというものを漠然と使っちゃいけない。たぶん、いままでふつうに長さというものに対して多くの人が抱いていたイメージというものは、測られるものと測るものが同じ速さで動いているときの長さのとなんです。だから、動いている電車の長さと言うのは、ふつう言っている意味での長さではないのです。

動いているというのはお互いに動いているという意味でいいんです。絶対的に動と静を決める基準はないんです。そのふんぎりはガリレオのときにすでについているんです。地上に止まっていると思っているわれわれは太陽のまわりをまわっているし、銀河系の中心をまわっているし、銀河系はと続き、だからわれわれはじっとしていると思っても動いているんです。

固有の長さの話ではありません

ふつうに言っている長さではない。固有の長さの話ではありません。この二つの長さの話がいつもごっちゃになっている。それはふつうはごっちゃにしても何も不都合なことが起こらないからごっちゃになっているわけです。

光の速さに近づけば近づくほど物体の長さは短くなると言われますが、これも短く見えると言ったほうがいいと思います。固有の長さは全然かわりません。こんどは動いているものの長さの話になっているわけです。

ともかくいま話しているのは動いているものの長さ。それは、光の速さになると無限に小さく縮む。たとえばいま、地面に鉄棒がころがっているとします。これは地面に対して止まっているわけですが、それがもう一本の一メートルの鉄棒と同じ長さだったとします。これがこんどは地面に対して光に近い速さで動いているとしますと、その鉄棒を、地面にじっとしている人が見るとき、ーつと縮んで見えるわけです。

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