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高山植物は山を特徴づけている

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森には、寒冷な気候に適応した針葉樹林、冷涼な気候に適応した落葉樹林、温暖な気候に適応した照葉樹林などがある。生物分布帯ができ上がる理由は、主に気温と雨量によって影響を強く受ける植物が生育しているから。そうした植物の分布を植生という。私たちはこの植物たちが作っている森を見て、そこが低山なのかどうかを知ることができる。高山植物は立体的な大きな森を形づくってはいないが、山を特徴づけている。

そして、主に植物と地質によって条件を左右されるのが動物である。ふつうは動物にそれぞれの生活帯の特徴を見ることはない。だが、環境条件が厳しい高山帯に棲息する動物には特徴が出る。しばしば、ライチョウやイワヒバリなどを高山鳥、タカネヒカゲ、ミヤマモンキチョウ、クモマべニヒカゲなどを高山蝶と呼んでいる。これらの動物たちは、そこにしか棲息できないという意味で、生活帯を特徴づける生き物となっている。

もともとその土地にあった森を自然林という

私たちはカラマツ林(実際には人工的な植林が多いので、気をつけなくてはならない)とか、ブナの森、あるいはシイやカシの森などと呼んでいるように、そこにたくさん生えている樹種で森に名前をつけているのだ。また高山帯にはハイマツをはじめ、ところどころにお花畑を形成するコマクサ、ガンコウラン、イワスゲなどが生育している。これらを高山植物と呼ぶ。低山帯に至るまでの道にも見るものが非常に多い。もともとその土地にあった森を自然林という。

この森は、長い年月を経て、今では人間が植えた樹種の森となっているから、これを代償植生、そして本来あったであろう植生を潜在植生と呼んでいる。低山ウォーキングを楽しもうとすると、まず低地帯を抜けることになる。低地帯には、ところどころ、わずかに残った自然林や、歴史的にも長い年月をかけて人間が作り出してきた森がある。だから景観はきわめて多様である。皆さんも、低山ウォーキングに出かけてみよう。

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