雑学まとめ

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心理学

交配相手の横取

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文化圏にたいしておこなわれた調査から、交配相手の横取りが世界各地で頻繁におこなわれていることがわかっている。だからこそ、ムジルリツグミと同じように、わたしたち人間も独占欲が強いのだ。心変わりをした恋人をつけまわしたり、さらには殺そうとしたりする人間の行為は、おそらく相手を防護しようとする動物的な傾向に端を発しているのだろう。

男性は、おそらく無意識のうちに自分の種を受け入れてくれる器を守ろうと躍起になるのではないだろうか。それにはりっぱな理由がある。アメリカ人男女の世論調査によれば、男性の六パーセントと女性の五三パーセントが、「交配相手の横取り」を認めている。つまり、他人の恋人を口説き、自分と新しい関係を築かせようとしたことがあるというのだ。

恋は化学作用であるこうしたデータをすべて考え合わせた結果、小さな動物も大きな動物も、生物学的に特定の交配相手を好み、追いかけ、独占したがると考えるようになった。動物がたがいに惹かれ合うのには、化学作用がはたらいているのだ。そしてその化学作用こそ、人間の恋愛感情の生みの親であるはずだ。

ドーパミンとノルエピネフリンが

重要なのは、哺乳類と鳥類にとって、ドーパミンとノルエピネフリンが、性的興奮を高め、動機を強めるために、決定的なはたらきをしているという点だ。たとえば実験用ラットのメスは、跳ねたり駆けまわったりして性的な興奮を表現する。これはドーパミンの分泌量が増えたことに関係する行動だ。

脳内のどんな化学物質が関係しているのだろう。どうやら哺乳類の脳内では、ふたつの密接した天然刺激物がひと役買っているようだードーパミンとノルエピネフリン。哺乳類と鳥類のすべてに同じようなドーパミンとノルエピネフリンが与えられており、こうした天然の「興奮剤」を生産し、それに反応する脳内の構造があることもほぼ共通している。もっとも、そうした脳内構造と回路は種によってさまざまではあるが。

-心理学

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