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心理学

自分が激しく断ったりしたりしたことをはっきり覚えていない

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都合の悪いことは覚えがない。不思議なことに、そういうふうに断る事柄こそ、多くの場合、彼が欲しくてしょうがないものなのだ。しかし、相手はあまりにもどぎつい言葉で断定的に拒絶されるので、もう二度と頼んでやるものかと思ってしまう。

お母さんが、「このかばん買ってあげよう」と言ったときに、ちょうどお母さんに対して虫のいどころが悪いと、「そんなもの要らない」と言ってしまう。先生が、「今度君も委員をやってみたらどうか」と言うと、思わず「いや、結構です」と言ってしまう。彼はそのときの感情で、相手に対してズケズケと反対を言って断ってしまう。

困るのは、彼は自分が激しく断ったり、拒絶したりしたことをはっきり覚えていない。むしろ周りの態度だけが彼の記憶に残る。つまり、彼のほうがいやみな態度で拒絶したり、断ったりしたために、みんなは彼のところに近づかなくなったり、勧めなくなったりしているのに、彼は、みんなが自分をのけ者にしたという部分だけを意識して反応する。

相手と親しくしても利益がないと思うと

事情が変わって、相手と親しくしても利益がないと思うと、突然、そのとき頼んだりしていたことを、まったく別な人が頼んだかのように感じる精神状態になってしまう。相手は頼まれたことを真面目に受け取って、「君、この間この本を貸してくれと言ったから」と言って本を持ってきたり、「君、この間僕と一緒に映画に行こうと言ったけど、あの映画がやっと上映されたから」と言って声をかけても、彼は知らん顔をしている。

悪いのはみんなで、自分は被害者だと思う。あれほどはっきり断ったのに、その言葉を言った覚えがないとか、断った覚という主張が「否認の心理」である。S君にはまた正反対のときがある。つまり、彼のほうでいろんなことをそのときの気分で頼んだり、約束したりする。そのときは相手に対してすごく調子よく、親しい気持ちになっている。それは、相手に頼んで利益を得たいと思うためだ。何か得になることがあるからだ。

-心理学

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