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コロラド・トレイルで谷間にキャンプを張ったときのこと

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コロラド・トレイルで、谷間にキャンプを張ったときのことだ。1歳になる長男プライスの姿がしばらく見えない。包み込むように優しい風が、陽にさらされた髪と、長い羽毛のような花弁を揺らしていた。手にした花をそっと回しては眺め、そよ風が花びらと戯れるさまに見入り、まるで優雅な指のように花びら1枚1枚を動かしてみる。呼んでも返事がない。黄旨の陽差しは低く金色にきらめいて、この子にふりそそいでいる。緩やかな斜面に広がる草原を探すと、緑の原の陽だまりにちょこんと座っていた。

紫苑の花を一輪手にしてそれを顔に近づけている。私が呼んだ声も聞こえていないし、近づいても気がつかない。紫苑の花とそよ風、そして陽だまりの草原とともにあって、すっかり時を忘れていたのだろう。そしてそれが彼にとっての全世界だったに違いない、とある登山家。生まれたてのホヤホヤでも、人には自然の恵みが必要だ。赤ちゃんにとってこれがどれほど大切か、自然の中で触れるなにもかもが、いかにプラスな影響を与えてくれるか。子どもが大きくなるまで待たないこと。

何かつぶやいている

初めての子には、1回目が一番大変なんだよと事前に説明する。そして、公平を期して最低2度はバックパッキングを体験させよう。でなければまったくしないほうがよい。バックパッキングは心と体の両方を鍛えるものだ。調子が悪いとほかのことは見えなくなり、バックパッキングが辛いりかねない。彼らを見ているとそれがわかる。コロラドのロッキー縦走を終えた帰り道で、シエラはクルマの後部シートに座り、足早に過ぎ去るネブラスカの風景を眺めながら何かつぶやいている。

なつかしい何を懐かしく思っているのか私にはすぐに見当がつかない。3歳の彼女は自分の気持ちをうまく言葉にできず、もどかしがっている。そしてついに吐き出すように言った。コロラドがなつかしい!父親が娘に聞く。おうちに帰って自分の部屋を見たり、ネコをなでたりしたくないの?お山をおうちに連れて帰りたいお山なら、うちの近くにもあるだろう?トランポリンではねたり、おもちゃで遊んだりもできるんだよお山がいいのシエラは答える。すぐそばにアパラチア山脈がとトッド(私のパートナー)が言うと、娘は真剣に身を乗り出して尋ねた。山とはどういうものか、彼女はすっかり開眼してしまった。

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