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コロンビアの内戦は極端な貧困と暴力が豪延する悲惨な歴史に深い原因

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コロンビアで最も有力な人権団体は強制移住させられた住民の数を二七〇万人と見積もっており、それが毎日一〇〇〇人ずつ増えているとする。その推計によると、二〇〇二年には一月から九月までの間に三五万人以上が暴力的手段によって故郷から追われ、二〇〇一年の総数を上回っている。政治絡みの殺人事件は一日当たり二〇件に達し、一九九八年の二倍になった。

コロンビアの内戦は、極端な貧困と暴力が豪延する裕福な社会の悲惨な歴史に深い原因があり、これ以上軍備を増強すれば、虐げられた民衆にどんな結果がもたらされるかは予測がついた。一九九九年にはコロンビアがトルコに代わり、アメリカの軍事支援の受益国として世界の頂点に立った。残虐行為が増えるにつれ、トルコはイスラエルとエジプトを別にすれば、アメリカの兵器を世界で最も多く受け入れた国となり、軍需物資の八〇%がワシントンから調達されるようになった。

アメリカの軍事支援を最も多く受けている国々では

アメリカの軍事支援を最も多く受けている国々では、こうした事態にも沈黙するしかなく、そのために残虐行為が更に支持されることとなる。それはまたゲリラ勢力をもう一つの軍隊に仕立て上げ、農民を恐怖の淵に陥れることにもなり、近年ではそれが都市部の住民にも及んでいる。暴力的な強硬手段で立ち退かされたクルド人やコロンビア人ー数はもっと多くなるようだが、戦争は家を失う道だと考えそうだ、という言及はなかった。実のところ、こんな提案は突飛だろうが、米国政府が事態を鎮静させるには、ただ残虐行為への支援をやめればいいだけだ。

ニューヨーク・タイムズ紙はイラク国内では一〇〇万人にも上る人々が移住させられていると報じ、サダム・フセイン大統領の支配により引き起こされた惨状の一つは、国内における強制移住だ、と的確に結論した。記事には立ち退かされるイラク人にとって戦争は家を失う道という見出しがつけられた。そうすれば恐らく根深い問題を現実的に解決する道も開けるだろう。

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