雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

宇宙

コペルニクスの宇宙論

投稿日:

宇宙はまったくの一様な空間であり、どの場所も同じで、同等の資格であるとか、われわれが動いているとか止まっているとかを決めることができる基準となるような止まっている存在というものはないんだーという主張が、結局ニュートンにおいて完成された力学を支える宇宙についての見方ということになっていますが、これは実はコペルニクス説に始まっている。

コペルニクス説。われわれのいるところが宇宙の中の特別の場所ではないという場所的な相対論が出され、つづいて地球が動いているといってもそれは太陽も動いているかもしれないし、動いている動いていないということは相対的であるという、運動に関する相対論が出された。この考え方がガリレオを経てニュートンに至ってさらに強固なものになっていく。

コペルニクスは当時、そういったことを言ったら教会からにらまれるというので、「これは自分がはじめて言うことじゃなくて、ギリシャ時代にこれこれの人が論じている」という書き方をしています。地球中心の考え方からのっべらぼうの宇宙になった。コペルニクスの太陽中心説は、一五三〇年代のその当時としては突然に現れてきたものです。ただ、ギリシャ時代にそういうアイデアは自由に論議されていたようです。

天体観測はタブーではない

コペルニクスの時代も天体観測はタブーではない。むしろ、星を見るということは、暦を作るために必要だし、当局の行うべきまつりごとの一つとされていたわけで、その意味では天体の運行の観測は詳細をきわめていくわけです。

ギリシャ時代に論議されていたといっても、ギリシャ時代にその説が主流であったというわけではなくて、いろんな自由な発想を言っているうちの一つだったということです。主流でもなんでもないです。エジプトからギリシャ時代にかけて天体観測は盛んだったようです。むしろ詳細をきわめていくものですから、地球中心の考え方で、その詳細をきわめたデータを説明しようとすると、宇宙の構造も複雑なものにならざるをえません。

-宇宙

執筆者:

関連記事

no image

サンデージは自らが考え出した減速補助変数で

もしも銀河の明るさが時とともに変化するものだとすれば、理論の基礎となる銀河までの距離の測定値がまったく信頼できなくなり、場合によっては減速補助変数が0になってしまうこともあるとわかってきた。 サンデー …

no image

原子核エネルギーなどについて

エネルギーのもとが原子核のなんであるか。物質があるとその物質が潜在的にものすごいエネルギーを持っているということはだいたい理解できる。たとえばいまここにコップがありますが、このコップを全部エネルギーに …

no image

宇宙を支配する4つの力の誕生

物質粒子と反物質粒子の数の非対称性は、専門家の間では、「CP不変性の破れ」、あるいは単に「対称性の破れ」などと呼ばれています。宇宙の膨張はその後も続き、宇宙誕生から一〇〇〇億分の一秒が過ぎ、宇宙の温度 …

no image

相対性理論・ミンコフスキー時空の変更

宇宙の環境の一様性について考えてみる。マイクロ波の観測は一様性を見事に証明している。こうなると、ここに実に不思議な問題が発生する。遠く離れた領域が同一の物理量をもっていたということは、お互いに相互作用 …

no image

銀河の距離の測定

電波望遠鏡を用いて銀河の発する電波のドップラー効果を調べ、それをもとに銀河の回転速度を決定すれば、銀河の距離Rがわかります。距離Rがわかれば、ハッブルの法則v=H×Rを用いてその銀河の後退速度が決まり …