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心理学

困った癖がある女性

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A子さんはシングルのキャリアウーマン。実質的には課長格で、男性の部下もOLの部下も抱えている。一見、女親分風である。たしかに世話好きで、親身になってめんどうを見る。とりわけ、彼女はいろいろな人の身の上相談に乗る。親切にしたり、されたりしているうちに、お互いに気持ちが通い、親密になる。そして何でも打ち明けるようになる。

一見するとだれにもありそうな、身近なトラブルの中に秘められている、この小さな狂いのとらえ方を身につけて人と接すると、「ああ、この人にはこういう狂いがあるんだな」ということがピンとくるようになる。この心得は、その人と仲良く暮らすために、そしてこちらが身を守る上で、ひいては相手とのトラブルをエスカレートさせないために、きっと役に立つにちがいない。

そんなふうに、みんなと親密になって、自他の境がなくなり、一体感をともにすることを心の支えにしている節がある。いやあ、うちのA子さんはすばらしい。ほんとに親身に世話をしてくれるし、何についてもすごくよいアドバイスをしてくれる。彼女の言うことに従っていれば間違いない。人にこう思い込ませ、相手が自分の思いどおりになっていくときに、A子さんはとてもいい気分になる。

ちょっと困った癖がある

A子さんにはちょっと困った癖がある。それは、とても噂好きなことだ。同じ課の中でもそうだし、課長さん同士とか、上司との間でもそうだ。とにかく親身にいろんな人の相談を引き受けているので、大変な情報通だ。

彼女の口癖は、わたしんところの太郎が、わたしんところの次郎がである。女性の部下の場合にもそうだが、若い、ちょっとハンサムな新入社員などが来ると大変だ。なにくれとなく世話をしてくれる。そして、太郎ちゃんはとか、次郎ちゃんはと言って、みんなに自慢話をする。何か若いツバメを何人も抱えているという風情だ。

おたくの課のS君とうちのB子は結構親しくつき合っていて、この間も一人でどっかに泊まったみたいよとか、おたくのC君はあんたのことずいぶん恨んでるよ。そのうちどっかで仕返しされるかもしれないから気をつけなさいよなど、そんな裏話がいつも彼女の話題に登場する。そうなればますますみんなは彼女に近づいていろいろな裏話を聞き、情報を教えてもらおうという気持ちになるのである。

-心理学

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