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心理学

困った人が必ずしも嫌われるわけではない

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「フーテンの寅さん」はどうして人気があるのか。第一に、天衣無縫で傍若無人でわがままなのだが、その傍若無人さが、みんながそうなってみたい願望を満たす分身の役目を果たすからだ。第二に、寅さんの間の抜けたところ、失敗するところ、最終的にどうしても愛が実らないところなどの哀しさは、見る人にとって寅さんに対するある種の同情とともに微妙な優越感を満たす。

「困った人」が必ずしも嫌われるわけではない。困った人々をお話しする間に、いやな人、こわい人、人の心を傷つける人々の登場する頻度が高いと思う。でも、なかには人を困らせながら好かれる人、愛される人もいる。困った人が必ずしもいやな人、嫌われる人とは限らない。

寅さんは、困った人になるときもあるけれど、同時に、かわいい人、すべき人なのだ。愛すべき人、かわいい人という気持ちの中には、そういうふうに感じる人々のある種の優越感や、ナルシシズムの満足がある。「僕だったらああはしない。もっとうまくやるのに、どうして寅さんは間が抜けてるんだろう」という心理がそこに働く。

能力があり有能であればあるほど

能力があり、有能であればあるほど、その人が権力を握ったらこわいとか、恐ろしいと思われて、逆に嫌われたり、ねたまれる人もいる。しかもこの好かれる、嫌われるは、その人の暮らす環境や文化によっても大きな違いがある。

困った人で、しかも愛される人、好かれる人には、むしろこうした面がある。なかには、人を困らせながら、「私がいなければこの人はやっていけないのだわという母性愛を誘い出したり、その抜けたところや気弱なところ、あるいは、周りに嫌われてとても孤独になってしまっている、その孤独さが、周りからの愛情や共感を呼び寄せるような人もいる。

依存的な性格傾向は日本では比較的適応がよいが、米国では病的なものとみなされやい。自己をはっきりと主張する人柄は、米国社会での適応条件の一つだが、日本ではともすると人に嫌われたり、不適応に陥ったりするおそれがある。

-心理学

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