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心理学

恋に落ちる瞬間には選択の自由はない

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「恋に落ちるのには選択の自由はない。恋する気持ちはいきなり生まれてしまう」。恋の寿命は一二か月から招かれてもいないのにでいきなりやってくる恋だが、去るときもすばやい。ヴェルディ作の悲劇『のなかで、ヴィオレッタはこう歌う。「楽しみのためにだけ生きましょう。だって愛は、花のように瞬く間に枯れていくものだから」。

きまじめなアメリカ創世の父ジョージ・ワシントンは、恋愛の威力を知っていた。彼は親戚の娘に送った手紙のなかで、「不本意な恋心」を燃やさないよう助言している。現代の男女も、恋愛にともなうこうした無力感と無縁ではない。

恋する心はジェットコースターのように当然ながら、恋愛にもさまざまなかたちがある。真夜中、見捨てられたような、絶望したような感覚をおぼえ、眠れずにいることもあるだろう。

愛の神は不道徳でも、道徳的でもない

プラトンも、愛の神のそうした側面に気づいていた。「もともと愛の神は不道徳でも、道徳的でもない。ある日いきなりやってきたかと思うとやがて死に絶え、そしてたび息を吹き返す」愛は気まぐれで、不安定で、移ろいやすい。息を引き取ったかと思うと、ふたたび吹き返し、やがてまた消えていく。

たいていの人が、だれかにほんの数日から数週間だけ熱を上げた経験を持っている。それに、ふたりの関係になにか障害があれば、恋の炎が何年も燃えさかることもある。逆境が恋心を刺激するからだ。ところがそうした心の炎は、相手と毎日一緒にいるようになると、消えていく傾向にある。そして脳のまたべつの優雅な回路に取って代わられるのだ。つまり、愛着ー平静と、相手との一体感という感覚である。

愛の魔法はどれくらい持続するものなのだろうそれはだれにもわからない。ある神経科学者の研究チームが、恋愛感情は通常一二か月から一八か月っづくという結論を出した。脳の研究では、少なくとも一七か月はっづくことが判明している。とはいえ、恋愛期間は人によって大きく異なるはずだ。そこにはそれぞれの人の性格がかかわっているのだから。

-心理学

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