雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

心理学

恋人を喜ばせるためなら

投稿日:

愛する人をよろこばせるためなら、男も女も、新しい関心事や信念やライフスタイルをすんなり受け入れる。一二世紀の宮廷愛の達人アンドレアス・カペルラーヌスは、そうした衝動をつぎのようにまとめている。

あの人好みの自分になりたい恋に夢中になった人の多くが、服の趣味や行動、習慣、そしてときには価値観を変えてまで、好きな人の歓心を買おうとする。急にゴルフやタンゴや骨董品集めに興味を抱きはじめたり、髪型を変えたり、カントリーウエスタンではなくモーツァルトを聴きはじめたりする。新しい街に引っ越し、仕事を変える人までいるくらいだ。

「愛は、愛のためならなにひとつ否定しない」一方、ある女性の虜になったあるアメリカ人男性は、ぶっきらぼうにこう語った。「彼女が好きなものなら、なんでも好きだった」彼のように思う人はたくさんいるはずだ。

恋する人は相手に依存しきってしまうため

恋する人は相手に依存しきってしまうため、連絡がとれないとひどい分離不安に苦しむにとになる。一〇世紀に詠まれた日本の歌から、そうした絶望の叫びが聞こえてくる。

「わたしの心は奴隷となるあなたに抱かれるままに」一二世紀の打情詩人アルノー・ダニエルはこう歌った。「頭のてっペんから足のつま先まで、ぼくは彼女のもの」しかしなかでもいちばん情熱的なのが、ジョン・キーツだ。「いまだに、いまだに彼女のやさしい息づかいが聞こえてくるしかも、いままで以上にあざやかにーさもなければ、死に絶えてしまうから」。

「その人とデートできるかもしれないので、スケジュールはつねに空けておく」恋に落ちた人は、愛する人のためなら生活をも変えてしまうのである。もう、恋人なしでは生きていけない恋する者は、恋人との関係に依存するようになる。シェークスピアが描いたアントニーがクレオパトラにいった言葉からもわかるように「わたしの心はあなたの舵に縛られていた」神聖文字で残された古代エジプトの詩のなかにも、依存について同じような記述がある。

-心理学

執筆者:

関連記事

no image

自分にとって都合の悪いあるいは危険な感情は認知されにくい

自分にとって都合の悪い、あるいは危険な感情や欲求は認知されにくい。これが精神分析のたいせっなポイントであることは、記憶のところでのべたことと同じです。しかし危険や不安をもたらすものでなくとも、現実の行 …

no image

社会変革なしの自己実現論には大きな限界がある

究極的に、隣人の、集団の、そして全人類の自己実現なしに、自分の自己実現はありえないということ。しかしそれにもかかわらず、人間一人一人の視野の狭さと弱さのために、そんなスケールで生活し行動していくのは不 …

no image

卒業後の心理学の研究ポストをねらって

卒業後の心理学の研究ポストをねらって、ぬけめなく、まともな基礎は積んでいたので、卒業後数年間の研究生活は、A郎などよりよほど順調だった。だが私をそこまで支えてくれた姉は、独身のままで病気にかかり、それ …

no image

自分の知覚は自分だけのものにすぎませんが

敵対的、孤立的関係のもとでは、たしかに自分の知覚は自分だけのものにすぎません。しかしたとえば、ある政治家が本当に世界平和を憂え、自分が知覚するさまざまな危機や、その打開の道を語ったり書いたりすることは …

no image

高揚感は恋愛の際の特徴のひとつ

高揚感は、恋愛の際の特徴のひとつ。これは、ドーパミンと関係しているらしい。脳内ドーパミンの濃度が上昇すると、裏快な気分になる。と同時に、恋に落ちた人がたびたび口にするほかの数多くの症状も生みだされる。 …