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傷物ファッションはそう安いものではない

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ファッションは常に新しいものに傾きがちだ。とはいえ、あまりに新しく見えるものが耐え難く感じられるのは明らかである。おろしたてのスニーカーのまばゆい白さを許せる人なんかいるだろうか?へルムート・ラングの有名な二七〇ドルのペンキぶちまけジーンズのように、デザイナーは服をめちゃめちゃにすることで性格付けをする。コムデギャルソンは、とても農民らしからぬ四九五ドルのベザント・ドレスを発表したが、ディスカウント・ショッピングのウェブサイト、Blueflyconの評するところではシックなボロ着感漂う品なのだそうだ。

傷物ファッションはそう安いものではない。ジャン=ポール・ゴルチェのレザー・パンツ(一五六〇ドル)やレザー・ジャケットとビスチェのアンサンブル(二七四〇ドル)から、ヴェルサーチのパーティ・ドレス、そして値段的には中程度の靴メーカーであるアルドのレザー・パンプス(七〇ドル)まで、すべてがディストレストなものばかりである。
業界は、みすほらしい傷物じみた装いをディストレスト(わざと傷つけて古びた感じを与えた)、なんだか苦しそうな言葉だと呼ぶようになった。

既製服と言えば量産品ばかりの昨今

CK(カルバン・クライン)やリーバイス、ドルチェ&ガッバーナなどが出している、プラストで焦げ茶の染みを付けたジーンズは、最高で二〇〇ドルもする。実際、同じカルバン・クラインでも、きれいなべーシック・ジーンズより汚れたもののほうが二〇ドルも高いのだ。生地にかすかな色ムラがあるのは、その服がパリのドレスメーカーの手染めである証拠だし、糸の少し盛り上がったところのあるべストは、間違いなくネパールの正統なシエルパの妻たちが手縫いしたもののはず。

ファッション・ヴィクティムは、既製服と言えば量産品ばかりの昨今、手縫いの品には何かもっと魂がこもっていて、ユニークさがあると思っている。新品の服にキズがあれば、店に返品するのが普通である。だが、キズゆえに愛する、という服もある。なかには、生地のダマや斑点はキズではなく、より魅力的に見せるためにわざと加工したのだと説明するタグが付いている場合もある。

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