雑学

気象庁の長期天気予報の予測はどうやって行っているのか?

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気象庁の長期天気予報の予測はどうやって行っているのか?

気象庁が発表している長期予報というものをご存知だろうか?現在、気象庁が発表している長期予報は、週に1回程度の頻度で向こう1ヶ月を予測する1ヶ月予報、毎月末に発表する3ヶ月予報、3月と9月にそれぞれ発表する暖・寒候期予報の3種類で、長期的な天気を知ることができる。いったいこの長期予報は、何を根拠に予測しているのだろうか?予測はどうやって行っているのか?

2003年3月から、1ヶ月予報で用いている力学的手法を3ヶ月予報にも導入しました。世界中の大気の流れ、海面の水温、陸面の水分や温度などを数式化し、数値化モデルに現在のデータを入力して積分化していく手法で何ヶ月先までも計算するものです(気象庁)。

アンサンブル予報という手法

不確実性に対処するため、3例以上の計算を行い、その結果から予報を作成するアンサンブル予報という手法を用います。膨大な計算量ですので、そのためのスーパーコンピューターを導入しました(気象庁)。3ヶ月予報にもこの力学的手法を導入して、予報の精度が上がったのだろうか?

突発的な事態は予測できない

3ヶ月以上の長期予報は、過去の大気や海洋、積雪、エルニーニョなどの観測的データをもとにして、統計的に予測しています、と気象庁は話す。

冬の寒候期予報に関しては

冬の寒候期予報に関しては、北半球規模の強い寒気を予測しきれないこともあった(気象庁)という。過去の経験値から予測しているので、突発的な事態は予測できないということか。しかし、今後は予報精度が上がる見込みだとか。

この長期天気予報、暖冬と予報されたのに厳冬だったり、カラ梅雨予報が長梅雨になったりすることがよくある。なんだか難しい話だが、要は毎日の天気予報の予測方法と基本的には同じだという。

1ヶ月予報ではかなりの精度で実績を残しているようだ。ただ、明日、あさってならともかく、3ヶ月も先のこととなれば当然、大きな誤差が生じてくる。しかし、今後はどんどんと精度が上がっていくというから、将来的には精度の高い長期天気予報が期待できそうだ。

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