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医療

基礎医学の覚えものは苦痛だが

投稿日:2015年6月30日 更新日:

基礎医学の覚えものは苦痛だが、それ以上に厳しくなるのは臨床医学のほうだという話がある。一つには、日本の医師国家試験に基礎医学は出題されないということがある。逆に臨床のほうは国家試験に直結する。

受験勉強で、単語や生物の暗記が多い、センター試験対策の社会科の暗記がつらいと思うかもしれないが、医学部に入ってからのほうがはるかに厳しい。むしろ、受験勉強は暗記力の訓練だと思ったほうがいい。

大学医学部にとって、医師国家試験の合格率は重要な意味を持つ。国家試験の合格率が悪いと、しっかり教育していないと見なされて、補助金などを減らされるからだ。そのため、私立の医学部、とくに新設私立の医学部などでは、国家試験と同じ形式で、似たような問題を出して、合格点に達しないと卒業させないという大学もいくつかある。

勉強の厳しさのために

勉強の厳しさのために、開業医の親にポルシェを買ってもらっても乗る時間がないというようなことが現実にあった。国立大学にしても、今は独立行政法人になっているから、補助金を減らされるのは死活問題である。そういう意味で、ほとんどの医学部で、国家試験に合格できるレベルになるまで、の毎日が待ち構えている。逆に、それに耐え、大学の試験をきちんとクリアできれば、ほぼ確実に医者になれる。

試験の点が悪い者を卒業させて国家試験に落ちると、その大学の合格率が下がってしまう。実際、医学部に入ったのはいいが卒業できない医学部生というのは、よく聞く話ではある。新設の私立医大は、昔は、ある程度の寄付金をすれば、かなりおまけの入試合格が許された時期があった。そういう生徒の多くは、厳しい勉強のあげく卒業できなかったりしたのだ。

ただ、国立大学の医学部や名門私立大学の医学部の受験に勝ち抜いた人間にっては、ある程度のアルバイトをしながらでも、あるいはボーイフレンドやガールフレンドがいても、医学部在学中の試験はクリアできるし、クラブ活動だってできる。卒業できない人間や、国家試験に合格できない人間のほうが圧倒的に少数派である。

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