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規律を守らせるには-押しつけないで守らせる

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テントなしの野営の場合、子ども達も怖がるかもしれない。日が暮れても、引率者の心労は終わらない。深夜までおしゃべりが続いて、こちらが睡眠不足になってしまう。子ども達は皆、この新しい体験にすっかりハイになっているのだ。テントのジッパーは傷みが早い。乱暴に扱うから、ジッパーもスムーズに動かなくなり、ますます力まかせにして結局破ってしまう。夜、食料は全部木の間に吊り下げる。

お腹を空かせた野生動物が、吊ってある食料をなんとか奪取せんと奮闘し、ザックにも鼻を突っ込んで嗅ぎ回る。ザックがあると、どういうわけかテント内が無茶苦茶にされてしまう。各自ザックはテントの外に保管する(衣類と装備をビニール袋に入れて持ち込む)。ある人は20年以上も、スカウトをカヌーツーリングに引率してきた。けれど一度も子ども達の夜ふかしに悩まされたことはないという。皆、疲れきってますからねと彼は言う。1日中盛りだくさんのスケジュールで、夜ふかしの体力なんて誰にも残っていないという。

規律を押しつけないで守らせる

何日も続くバックパッキングなら、問題はすぐ解決するはず。不十分な睡眠量が翌日どんな形で返ってくるか、身をもって知ることになるから。冬山キャンプでは、朝、時間を過ぎても寝ている者は、雪の玉をシュラフに突っ込まれるので油断ができない。規律を押しつけないで守らせる、そんなミッチのやりかたを子ども達は慕い、アウトドア・トリップは成功に終わるのだ。

消灯時間というものはないが、どんなに睡眠不足でも起床は6時厳守である。大人も禁き火を囲んでビールなど飲んでいないで、子ども達と同じ時間にさっと寝る。見本を示しているわけだ。また、目についたゴミはすべて、必ず拾うことをルールとしよう。ゴミの処理方法は、徹底的に訓練しておこう。卵の殻、みかんの皮、そのほかすべてをゴミ袋に入れる。食べ残しのサンドイッチや、キャンデイの包み紙を、そのへんに捨てるふとどきな子もいるのだ。山や仲間に思いやりをもっていれば、無神経なゴミを出すこともなくなるはずだ。

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