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金星の地表の写真は厚い雲でなかなか撮影できなかった

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金星の地表の写真は厚い雲でなかなか撮影できなかった。
ペネラ8号の金星の地表などの調査によって、金星の地表で採集された岩石は玄武岩に近いものと考えられた。しかし金星地表の全体的な地形の写真は、厚い雲に阻まれてなかなか撮影ができなかった。

そこで一九七八年にNASAが打ち上げたパイオニアービーナスー号では、レーダー観測によって金星の地表の様子を明らかにしようとした。その結果、金星地表の九十三八-セントをカバーする地形の高度分布図が作られた。

金星大気の濃い炭酸ガスが温室効果をもたらしている。金星の大気は非常に乾燥しており、かつ非常な高温であった。

太陽光を受けると地表の温度は高くなるが、その温度に応じて赤外線を放出し、熱を外へ逃がそうとする。ところが金星を覆っている炭酸ガスには赤外線を吸収する性質があり、熱を宇宙空間へ放射せずにため込んでしまう。

こうした現象を温室効果というが、金星の地表付近ではまさに温室と同じ原理が働いて、四百数十度もの高温状態を呈しているのである。

金星の平均的な半径よりニキロ以上高い地域

金星の平均的な半径(六千五十一・四キロ)よりニキロ以上高い地域を大陸と称しているが、イシュタール大陸、アフロディーテ大陸などの大陸部分は、五パーセント程度でしかない。地形図で特に明るく見える地域が三力所ほどある。

金星表面の地形図を見てまず気がつくのは、全体的に平板な地形だということである。高度差が一キロ以内におさまる地域は全体の六十パーセントを占め、ニキロ以内だと八十パーセントにも及んでいる。

惑星探査機が見た太陽系の果てが、これらは地形的に盛り上がっていることを示している。中でもマックスウェルと名づけられた山は、金星の平均半径より十一牛口も高い。そのマックスウェル山の位置するイシュタール大陸には、地殻が水平に動いていることを示唆する山脈が存在することが明らかにされた。

その付近は地球上でいえば、ちょうどインド亜大陸がユーラシア大陸に衝突してヒマラヤ山脈がつくられた地形に相当するのであった。

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