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金星に接近-地球から星を見に行ったマゼラン

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金星に接近-地球から星を見に行ったマゼラン。

金星は、地球に一番近い公転軌道を持つ星である。金星は、太陽に近いほうから数えてみると、2番目の星となる。

金星は地球と大きさが同じ位の星であり、一九八九年にマゼランという惑星探査機が金星に送り出されている。

一九九〇年八月、マゼランは金星に接近し、周回軌道に入り、金星表面の地形をくっきりととらえた最初の画像を送信してきた。そして一九九二年十二月、四回目のマッピング段階に入った。

一九八九年五月、NASAは十一年ぶりに惑星探査機マゼランを金星に送り出した。マゼランにはこれまでの約十倍(百メートル)もの解像力を持つ超高性能レーダーが備えられており、南極部を除く金星全表面の九十パーセントを超える詳細な地形図を送信してくる計画であった。

マゼランからこれまでに送られてきたデータによって、惑星科学者の間で最も関心が持たれていた問題、「金星にも地球のようなプレートテクトニクス(地殻の運動)があるのかどうか」にやっと決着がつけられた。

金星の地表面は大規模な環状構造

追記探査機マゼランのその後のマッピングによって、金星に接近した結果、地表面は大規模な環状構造であるコロナやパンケーキ様のドーム状地形あるいはテスラとかCRTと呼ばれる峰や谷が複雑に交差した変形地域の存在していることがわかってきた。

地球に比べればずっと多くのクレーターが地表を覆う。しかし高温高圧の大気のせいか、金星のクレーターには小さいものがなく形状もかわったものがみられる。

金星地表には、千五百を超える火山地形が一様に分布し、クレーターも一様に分布した形で九百近く存在する。このことから金星の地表が五億年程度と若く、そのメカニズムは不明だが、五億年くらいで地表の更新が繰り返し起こっていることを示唆している。

金星では地球とまったく異なるスタイルの分化と物質循環のプロセスが存在するということであり、プレートテクトニクスは存在しないことが明らかになったのだった。金星に接近して調査した結果、色々なことが分かってきている。

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