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コミュニケーション

聞き手の負担を上手に減らす

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聞き手は、ロードマップやラベル(見出し)を聞いた時点で、メンタルモデルができています。そのモデルに沿って予測し、理解しようとしています。各論で主張が出てくると、つくられたメンタルモデルと照らし合わせて関連性をチェックします。AREAの内容はモデルに沿うようになっているので、聞き手は安心して聞くことができます。

さらに、主張から話されるので、そのあとの根拠と照らし合わせて、主張と根拠は十分に結びつくかを確かめながら聞くことができます。主張を聞いた時点で、聞き手は「それ(主張)はなぜなのか」という答えを聞きたくなるのです。聞き手の予想通り、疑問に答え、ほしい情報の順で話されるので、メンタルモデルが壊れることはありません。

大切なのは聞き手の負担を減らすこと

AREAで論理的に説明されているのは、天気予報の説明。主張=本日の天気は、晴れときどき曇りです。夜遅くになると雨でしょう。理由=天気がめまぐるしく変わるのは、前線の通過があるからです。証拠=本州付近にある低気圧の雲が関東地方を通過し、夜半に雨をもたらします。主張=今日の天気は晴れときどき曇りです。遅くなると雨でしよう。主張(天気)と、その理由(判断の基準)、証拠(具体的な資料)、再度主張を繰り返す(天気)が簡潔に説明されています。

大切なのは聞き手の負担を減らすこと。AREAの方法は、主張と主張で根拠をサンドイッチにしようというものです。この方法が有効なのは、聞き手のメンタルモデルを壊さないからです。主張をしたら、その理由を述べる。論理的思考の構造の、「理由づけ」の部分を説明する。次に証拠資料をあげる。論理的思考の構造の、「データ」を述べます。最後にもう一度主張を繰り返します。AREAは基本です。すべてのポイントを漏らさずに述べるとわかりやすいのですが、ときにはふだん言語化されない理由づけは省略されることがあります。たとえば、理由づけはふだんは言語化されません。省略されてもいいのです。

-コミュニケーション

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