雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

医療

研修医が疲れでウトウトした時に行われるある方法

投稿日:2015年4月23日 更新日:

一人前の医者になるには鈎(こう)引き3年かかるといわれている。研修医も1年、2年生あたりはすべてにおいて半人前扱いである。つねに寝不足で、おなかもペコペコ、おまけに風邪気味で、体のどこかに青アザかコブをつくっている。飯だけは1人前。だけどそれだって忙しくて食べそびれることもある。1カ所をじっくりと眺めていると、すぐさま睡魔が襲ってくる。そんな研修医が鈎引きをするのだから、すんなりいくわけがない。

ただひたすら鈎を引いているだけの仕事が、へタをすると数時間続くのだから。そんなある日、あまりの眠さに研修医のペーペーのA君が、手術中に鈎を引きながら、大胆にも執刀医の教授にガクンと頭突きをかまし、おまけに術部にメガネを落っことしてしまった。そんな様子を見かねた麻酔医が、A君の首筋に愛のくちづけをした。といっても手術中にチューしたわけではない。

心地よい眠りから一気に現実に引き戻された

ヒャッ!心地よい眠りから一気に現実に引き戻されたA君は声を上げた。ちょうど鈎引きをしているA君の後ろに座っている麻酔医が、目にも止まらぬ早さで冷たいガーゼをA君の首筋にくっつけたのだ。疲れた研修医を即座に現業に引き戻すある方法は、少々荒っぽい方法であった。しかしA君が妙な声をあげようとも、だれも笑おうとはしない。A君のような、麻酔医から鈎引きへの愛のくちづけは、手術の間、幾度となく繰り返されるのである。そんな研修医でも、みんな医局のかわいい後輩たちである。

ちなみに、A君が立ち合った消化器系統の手術の場合、鈎引き役は手術される患者の頭のほうにいるのがふつうである。しかも器具の持ち方の関係上、執刀するほかの医師たちよりも1段上に立つ。執刀医の教授や助教授の隣で、デーンと構える鈎引きは、半人前と呼ばれても、このときばかりは一番エラそうな場所にいるのであった。しかし、仕事は半人前以下である。

-医療

執筆者:

関連記事

no image

小児期の分離不安障害は小学生や中学生にも起こる

いつまでも不安を克服できない子どもがいる。大半の子どもは平気で親と離れられるようになるのに、ちょっとでも姿が見えないと、不安にかられて泣き出したりする。 小さな子どもはいつも親のそばを離れず、入園直後 …

no image

体温と癌の関係

食生活を含めた生活環境を変えていけば体質が変わります。しっかりと体を休めることは健康な体を作る第一条件といえます。 忙しい現代人、これが結構難しいのですが、滋養のあるものを食べるようにしましょう。 仕 …

no image

紫外線が皮膚に与える影響

紫外線はメラニンの沈着で黒化し、皮膚に火傷を作ります。ただしこれは、夏場の強烈な紫外線を長時間浴びていれば、という話です。 シミが残ることもあれば皮膚がんになることもありますが、日本における皮膚がん死 …

no image

カルテにnpと書くのは異常なしということ

・np(異常なし) たとえば、お腹(Abd)の診察で異常なければ、AbdnDとカルテに書く。not particularの略で、直訳すると特にない、つまり異常がないという意味だ。 ・ndE(食後) 本 …

no image

成績は遺伝ではない

私は小学校のときは、とても勉強ができて、西日本の模擬試験でもトップをとったことがあった、というある人。私が劣等生になったきっかけは、中学生時代に遡る。成績が下がっているのは、私のように親が普通のサラリ …