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医療

研究のための研究-先見性や医学の進歩など関係のない世界

投稿日:2014年11月18日 更新日:

多くは海外の研究方法や新しい医療器械をどこよりも早く導入し、それをあたかも自分の研究のようにしてやるのが普通である。それを十年近くやっていれば、誰しもその道の専門家として見てくれるようになる。そこには、先見性や医学の進歩などとはまったく関係のない、研究のための研究があるだけのようだ。

日本ではまだまだ、自分のアイデアのために、研究補助員を雇って研究を進めるということがやりにくい。試験管を洗い、実験用の動物に餌をやる。そんな基本的な行為をしっかりやっていくのが、正しい研究者であると思われている。分業というものに、どうも抵抗感がある。いまや研究は共同研究といって、複敷の研究者で行なわれるものが多くなっている。一人の力ではなかなか最先端の研究をやりきれないからだ。

講師、助教授、教授と出世をしていくには、研究論文数が大切になってくる。上に立つ医者は、若手の研究指導もしなくてはならず、なかなか自分のオリジナルな研究ができにくくなる。それも自分の名前が一番最初に書かれた、ファーストオーサーと呼ばれる、実際に自分がやった研究論文をいかに作り出すかが、勝負である。

パソコンが普及しはじめた頃

パソコンが普及しはじめた頃、小さな研究発表でも、自分でデータを計算しグラフを描くことが本来の研究者であり、パソコンを使ってグラフを描くなど、邪道であると先輩に言われたようだ。グラフを描くことが、研究で非常に重要な部分であると思っていた指導医が実際にいたのだ。合理性のある考えは、研究者として失格であると思っていたようだ。

しかし、パソコンがあっという間に研究者のなかに普及して、そんな考えは消えてしまった。研究データを解析するためにはパソコンがいかに役に立つか、しばらくすれば誰もが理解できた。自分の研究ネタは他の医者に渡さないという姿勢が必要になってくる。そのために、自分独自の研究路線をとらねばならない。

その研究が医学的に価値があることにより、論文形式をふまえて、従来の医学常識にのっとっていることが、日本の医学論文には要求される。臨床的、科学的に意味があるというのは、二次的な問題なのだ。

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