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医療

風邪などに抗生物質の処方をするのは過剰な治療

投稿日:2015年2月19日 更新日:

初期の風邪やほんの軽症なものに対しては、抗生物質の投与は過剰な治療でしょう。しかしその風邪がこじれてきますと、ウイルス感染から細菌感染の合併を引き起こし、気管支炎や肺炎の危険性が高まってきます。細菌が原因の気管支炎や肺炎に対する治療として、抗生物質は必須です。つまり細菌感染に対する抗生物質は絶対に飲むべき薬になるわけです。

風邪つまり普通感冒、に抗生物質が必要であるか否かについての考えですが、一般に感冒はウイルスによって起こる病気です。一方、抗生物質というのは、細菌をやっつけるものでウイルスには無効です。すると短絡的に言えば、ウイルスが原因で起こった風邪に対し、抗生物質はまったくの無駄ということになります。ところが、そう簡単にことが済まないところに医学の難しさがあるわけです。

はっきりしていることは、患者さんは、医者からもらった薬の内容やその意味付けを理解してから飲む必要があるということでしょう。くれぐれも読者の皆さんは風邪が一発で治る注射をしてくれとか、とにかく点満は有効ですねえなどと理にかなっていないことを言わないようにしましょう。

ケースバイケースとなってしまう

風邪のこじれかけやこじれると嫌だから予防的に飲んでおこうというオーダーに対しては、医者の判断や患者さんの希望によるケースバイケースとなってしまいます。つまり、使い方のはっきりしている抗生物質でさえグレーゾーンドラッグに位置付けられてしまうこともあるわけです。

日常診療においては、グレーゾーンの多い選択肢の中で、患者さんのためには、やった方がいいかな?このまま観察した方がいいのかなあ?と悩んでいる医者が多いことも知っておいてください。それでも医者は、悩んでいてばかりでは、日常の業務が進みませんから、かなり早いスピードで、一課題ずつ片付けていっているのが現実のようです。

病院がもうかる薬治療の選択にはグレーゾーンが多いこと、抗生物質など投与基準がはっきりしている薬剤でもグレーゾーンドラッグになり得るようです。また絶対やるべきことをやらない怠慢な医者や、絶対やってはならないことをやってしまう悪徳な医者はまれです。

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