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家畜の存在意義-パートナー的な存在

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牧畜を営むためには動物の生態をよく知り、それを利用する必要がありました。狩猟文化の歴史をもつ欧米では、動物は重要な食編でした。食糧としての動物を安定的に確保するために牧畜が生まれ、その牧畜を管理するために乗用馬、牧羊犬などが生まれました。この考え方が、今日の欧米人のペット観の根底にあるといわれています。端的にいうと、それは人間が利用するためのモノ的な存在でした。農耕文化の歴史をもつ日本では、食糧目的の牧畜文化は生まれず、農耕用、運搬用など人間を助ける家畜文化が生まれただけでした。

この文化のもとでは、家畜はパートナー的な存在でした。したがって、家畜をいたわり、人間同様の愛情を注ぐ文化が形成されていったのです。家畜が事故や老衰で死ねば、塚に手厚く葬りました。日本の地名に馬塚、牛塚など動物塚に由来する地名が多いのもそのためです。この家畜愛護文化が、今日の日本人のペット観の根底にあるといわれています。このペット観が現在のペットブームを支えている基盤といえます。

文化は産業を発展させます

日本では欧米のような犬の品種改良がほとんど行われなかったのも、そんな文化に起因しています。犬であれば、飼育の目的と用途により牧羊犬、猟犬、運搬犬、使役犬など、じつに多様な大種を品種改良によりつくってきた歴史が、それを物語っています。文化は産業を発展させます。現在のブームは構造的な要因が多く、文化としての定着がみられます。

このため、現在はペット産業の本格的発展期にあると分析しているマーケティングリサーチャーが少なくありません。大都市圏でペット飼育世帯が拡大したことにより、ペットサロン、ペットホテル、ドッグカフェ、ペットシッターなど大都市圏ならではのペット向けサービス需要が顕在化しました。しかし、現在ではペットの甘やかし、ペットのしつけや飼育マナーの放置策を助長してきた嫌いが否めない。それが日本のペット生体流通のさまざまな問題やペットのポイ捨て問題の要因になっているといえます。

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