雑学

缶飲料の内容量の表示方法がバラバラな理由

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生豆使用量が5グラム以上ならコーヒー

缶飲料の内容量の表示方法がバラバラな理由

缶入り飲料には内容量の表示がされているが、表示方法はmlだったりgだったりとバラバラだ。いったいこれは、どうしてなのだろうか。ご存知だろうか?

昔は飲料は瓶で売られ、枡などで量って詰めていたので基本はミリリットルでした。その後、缶が主流になりましたが、缶の場合は外から見えないので、ミリリットル表示だと一度中身を出さないと内容量の確認ができない。検品の際にグラム表示のほうが都合がいいのです(アサヒ飲料)。

コーヒーのような比重の大きいものも、体積表示だとわかりづらい。逆に、炭酸飲料は容量が変化しないので製造工場では体積でチェックを行う。そのためミリリットル表示のものが多いのだとか。ちなみにビールに関しては、公正競争規約によってミリリットルでの表示が義務付けられている(サントリー)とのことだ。

また、充填の前や後で加熱するものは、高温時に少し膨張するため体積が一定でなく、体積表示が適さないという事情もある。

業界団体の全国清涼飲料工業会に尋ねたところ、計量法で、体積(ミリリットル)か重量(グラム)で内容量を表示することが定められていますが、どちらを使うかに明確な規定はなく、メーカー独自の判断で使い分けていますとのこと。各メーカーはどうやって使い分けているのか、問い合わせてみると、基本的に缶飲料はグラム表示、ペットボトルはミリリットル表示という答えが大半だ。

容器の大きさによって容量がまっている

缶はグラムで量り売りするような食品の缶詰が始まりなので、そこに飲み物を入れた時もグラムで表示するようになったのです。ペットボトルはもともと容器の大きさによって容量がまっているので、ミリリットル表示が適用されています(サントリー)。

缶入り飲料には内容量の表示がされているが、表示方法はmlだったりgだったりとバラバラな理由は、こういったことがあるからなのだ。表示方法はmlだったりgだったりというのは、普段気にはしないと思うが、缶をよく見て見るトわかるはずだ。

缶コーヒーは「質量又は体積」でいいとされているので、「ml」で表示すればアルコールと統一されるが、実際にはグラム表示となっている。コーヒーは90度以上の高温で缶に詰められるために、容量(体積)が大きくなってしまう。液体が気体になると、1600倍ほどの大きさになる。

ちなみに、350ml缶と細い250ml缶が同じ値段で自販機に売っているが、250ml缶が元で、それに対して350ml缶はサービスなのだそう。だから中身は当然一緒ですし、値段も一緒となっている。

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