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医療

看護師が患者を死なせてしまった話-見よう見まねで起こった事故

投稿日:2014年11月24日 更新日:

ある救急医療センターには、日頃から若手医師をイジメるので有名なべテラン看護婦がいた。経験の浅い医者が診ていると横から口を出す。普段、研修医を見下しているようなべテラン看護婦が自分の経験や勘だけで勝手な処置をしたり、いい加減な処置をしたために重大な医療ミスを起こすこともあるようだ。

ある時、急患が次から次に入った日があった。医者の手が足りない。そんな中で呼吸が困難になっている患者に対して、彼女は自分の判断で気管内に管を入れて空気を送り込んだのである。そんなふうにやっちゃダメよと、まるで自分はすべてを知っているかのように指示する。反発するとあとが怖いから、医者はグッと我慢する。

本来なら医者の手で行わなければならない処置であり、聴診によって両肺にちゃんと酸素が入っているかを確認するものである。実際は、管がちゃんと気管に入っていなかったから、人工呼吸器につないで空気を送ったところで肺には届かず、むしろ余計呼吸を困難にしてしまった。一応、聴診器で聞いたらしいが、肺に入っている音なのか酸素が送られているだけの音なのか区別がつかない。あわてて医者を呼び出したが間に合わなかった。患者は亡くなってしまった。

また、別のベテランの看護婦。心臓の働きが弱い、脈が遅くなった患者にアトロピンという薬を打つことがある。それを、反対に脈を遅くするベータブロッカーを打ってしまった看護婦がいた。心臓が止まりそうになって医者が呼ばれ、薬を打ちなおして間一髪、命をとりとめた。

注射をすべき患者を間違える

研修医なので、ついつい詳しくしゃべってしまったのだが、そんなこと、オーベン(指導医)でもないあなたがしゃべっちゃダメよ。まったく何もわかってないんだから困っちゃうわと、患者の面前で彼を叱ったのである。そんな彼女だったから、注射の件で医学部長に始末書を書かされた時は、研修医一同が万歳をしたものだった。彼女はベテランの看護婦で、病棟で研修医について担当の患者を診たりするのだが、ある時、手術後で弱っている患者が、病気について研修医にたずねたことがあった。

ある看護婦が婦長から鎮痛剤を打ってくるようにいわれたのだが、注射をすべき患者を間違えて別の患者に打ってしまった。入院患者がナースコールで痛むといってきた。医療ミスなんて問題より、日頃のうらみが晴れたことのほうが関心事のようだ。ベテラン看護婦は医師のしていることを毎日間近に見ているので、見よう見まねでそれくらいのことはできると錯覚してしまう。しかし、症状が同じだから知っている処置をすればいいというものではない。

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