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自動車

イタリア車メーカーの現在の現状

投稿日:2014年11月7日 更新日:

モノと資本と金融の世界的な自由競争化である。国家も国境もクソ食らえで、金とモノがバンバン動き、英会話とパソコンのできない者は新宿西口ダンボール生活を余儀なくされるというのだから困ったものだ。なんでも市場の自由な競争にまかせたほうがうまくゆくのだから、規制なんか全部撤廃しろという、経済学者の大好きなグローパライゼーションに市場至上主義。

大きいことはいいことだという証券アナリストたちの神話にしたがえば、星の数ほどはないが数多い世界の自動車メーカーは、4つに集約されて生き残るということである。自由競争とは、弱者追い落としゲームの言い換えにすぎないから、弱者はスーパーの駐車場でビストルをぶっ放すしかなく、そんなことになれば、彼らは自己責任論を叫ぶほどだから、アメリカのようにピストル所持の規制も撤廃しろと、きっといいすにちがいない。

つまり、私たちは4つのブランドからしか自動車を選べないわけで、自動車選びに迷うことも苦労することもなくなる。そこまで考えていてくれたのかと、アナリストの鋭い分析に私なんぞは泣けてくる。泣いてばかりいられないのは、ヨーロッパだ。

これまでは、関税のおかげで、たとえばイタリアにはドイツ車をはじめとして輸入車は簡単には入り込めなかった。EC統合、ユーロ・ドルなる共通通貨で、域内は関税ゼロになる。これは、ECの国が日本の県になるようなものだから、自動車経済戦争は激化する。

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イタリア産ドイツ車なるクルマも作る

それで、イタリアはイタリア車でイタリア的クルマ生活をのんぴり送ることができた。雨あられのように外国車が入ってくる。今度はそうはいかない。イタリアのお客様は神様ですと、デザインから乗り心地から操作のやり方まで、すっかりイタリアチックなドイツ車を作らなければならない。イタリアにクルマを送り込むほうとしては、たとえばドイツ車の流儀はこういうものだからドイツ風に乗れなどと大名商売はやってられない。

イタリア産ドイツ車なるクルマも作る。そんな面倒なことはやってられないし、お客はイタリア人ばかりではないから、世界中のユーザーが乗れるような、普遍的なクルマ作りをすることになる。イタリア流儀を押しつけるわけにはいかない。イタリア車も反撃に出なければならない。

聞こえはいいが、これは顔のない、誰にも合うようで誰にもフィットしないクルマのことである。ヨーロッパよ、お前もか。考えてみれば、顔のないクルマ作りの先輩格は日本であった。
もっとも、右ハンドルのアメリカ車も登場する昨今、ヨーロッパだけを責めるわけにはいかない。

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