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医療

ITの時代の次はBTの時代

投稿日:2015年8月19日 更新日:

医学以外の分野であれば、一流の研究の多くは企業の研究所から出ている(島津製作所の田中耕一氏がノーベル賞をとったのは記憶に新しいだろう)。民間での研究はけっしてバカにできない。もちろん、医局に残っていい研究をするという可能性はないわけではないが、近道は研究を専門にできる環境に入ることだと、はっきり言っておきたいところである。

製薬会社の研究所に就職するという手がある。薬学部を出た人が多いが、医学部を出た人は少ないので、一般的には歓迎される。生活も安定するし、研究費も潤沢だ。

ITの時代の次はBTの時代といわれるように、医学研究に注目が集まっている。遺伝子のDNA解析がおおむね終わった現在、次はそれの意味づけの分析や、薬の開発などへの応用が注目されている。また、がんやアルツハイマー病の治療薬がまだ開発されていないから、薬そのものがつくれなくても、それにつなげる研究ができただけでも非常に大きな業績となるだろう。

大学院を終えて一本立ちしてからでも貧乏

大学院に入れば、医者の仕事ができないうえに授業料を取られるというが、基礎医学の研究者というと、大学によっては、同じ助教や教授でも臨床の先生より給料は安いし、アルバイトもろくにできないので、大学院を終えて一本立ちしてからでも貧乏、というのが相場だった。しかし、今後は医学研究の将来は明るいし、研究者の待遇も今よりはよくなると考えている。

もちろん、山中教授のiPS細胞にしても、外国と比べて研究費が少ないとはいえ、それなりの予算がついたし、将来的には相当額の金が集まる研究になるだろう。

日本では、研究費の中から自分の懐に入れるのは許されないが、アメリカでは集めてきた研究費の中から自分の給料を出す。たくさん研究費が集められた人は自分の収入も多くなるし、そうでない人は、大学からほとんど給料が出ないので教授を辞めないといけない。いずれにせよ、研究者の待遇は、昔と比べて確実に上がっているようである。

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