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医療

医者の言葉で「しばらく経過を見ましょう」には注意が必要

投稿日:2014年11月15日 更新日:

かかっている医者が、診断がきちんとできる医者か、単なる自信のない医者なのか見分けるためにも、しばらく経過を、といわれたときには、その理由を聞いたほうがいいでしょう。そして、それが納得いかない説明であれば、別の医者にセカンド・オピニオンを求めるほうが安心です。

もちろん、患者の症状は千差万別で、それぞれちがった進み方をするし、薬を飲んでも効果がなく、数日でよくなるどころかさらに悪化することもしばしばあります。だから、しばらく経過を見ましょうとか、少し様子を見ましょうといった言薬になるのです。

よく医者が診断をした結果として口にするのが、しばらく経過をみましょうといういい方です。一応ひととおりの診断をして、薬も処方するのですが、どうも自信が持てない場合などに、医者はこういういい方をします。

医者ならばだれでも診断で悩んだ経験があるといいます。いろいろな症例を経験して、その上で見立てをするわけですが、それ以前に見立てに失敗したときと同じような症例に再び出合うと、やはり迷いが生じます。また、同じように症状が進行するとは限らないからです。そこで、しばらく経過を見て、となります。

医者にとっていちばん重要なのは

医者にとっていちばん重要なのは、見立てのようです。医者の価値は診断がきちんとできるかどうかですから、見立てがへタでは元も子もありません。ようするに診断ですが、どうしても見立てがヘタな医者がいるようです。診断さえできれば、あとの医療行為はすべてマニュアル化されていますから、見立てこそが医者の腕の見せどころといってもいいほどなのだそうです。

医科大学の講義の中でも、診断学にはたっぷりと時間が取られ、みっちりと教えられることになっているそうですが、相手は人間ですから、いざ、現場で患者を相手にすると迷うことが多いのです。

この患者が、単なる風邪なのか、単なる腹痛なのか、それとも他の重大転病気かもしれない、ウイルス性の病気の疑いはないだろうか、などと医者は頭の中で考えをグルグルと巡らせます。だから、診断はキャリアを種んだ医者のほうが信用できるということになるのです。診断学というのは、推理と同じで、病気についての系列のとらえ方のようなのです。

体の中でいったい何が起こっているのか、人体の構造をよく把握していれば、より正しい診断を推理できます。

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